通信くさぶえ 1183号

ミニ大根の間引きをお届けさせていただきます!

 ハウスに3月に播いたミニ大根が育ってきました。大根としてはまだまだ小さいですが、間引き大根としてお届けさせていただきます。柔らかい葉は、ふりかけにしたり、塩もみにしたりしてみてください。軽く塩もみした大根葉をカボスとしょう油とかつお節で食べると美味しいです。また、細かく刻んだ生の大根葉を刻みネギのようにして、焼いた肉や魚にのせたり、肉ジャガや煮物にのせたりしても美味しいです。

 お届けした葉がしおれている時には、葉を切り落として、水を張ったボウルなどに浸けてみてください。涼しい所に置いておけば、数時間で葉がシャキッとしてきます。カブの葉や葉物野菜がシナッとしていた場合も同じようにすれば、シャキッとした状態に戻ります。

news1183

ジャガイモもそろそろ終わります。

 昨年のジャガイモのお届けはそろそろ終了となります。休眠が終わり、ジャガイモの芽が伸びてきましたが、この芽を欠いてお届けさせていただいております。この時期のジャガイモは、水分が抜けてきて、新ジャガとはひと味違う美味しさがあります。ジャガイモの芽が動き始めて、表面が柔らかくなってきたり、しわがよってきたりして見た目は悪くなってきますが、甘味が強くて、この時期のジャガイモが一番美味しいのではないか、と個人的には思っています。終了間近のジャガイモの味をお楽しみください。

ルバーブも育ってきました!

 今年のルバーブは天候の影響で株がいつもよりも小さめです。収量が例年よりも少なくなりそうですが、出来るだけ多くのお客様にお届けさせていただきます。

 ルバーブは、ヨーロッパではポピュラーな野菜で、品種もサラダ用やジャム用などがありますが、くさぶえ農園のルバーブは知り合いの料理研究家の方から分けていただいたイタリアのジャム用の品種です。ルバーブは簡単にジャムに出来ますのでお試しください。下記のレシピは、300ccの保存ビン5本分相当ですので、参考にしてみてください。しょうが汁はお好みで、レモン汁にしてもいいですし、入れなくても大丈夫です。生のルバーブを水洗いして水気を切ってから、ざく切りにして冷凍保存も可能です。

ルバーブジャム

材料

 ルバーブ 1kg
 砂糖 700~800g
 しょうが汁 大さじ2

作り方

  1. ルバーブは洗って水気をふき取り、1~2cm幅の小口切りにしてホウロウ鍋に入れ、砂糖を振りかけて混ぜる。そのまま2~3時間おいて水気を出す。
  2. 鍋を火にかけ、煮立ってきたら中火弱の火加減にし、木べらで絶えずかき混ぜながら、25~30分煮る。途中でアクをまめにすくい取り、しょうが汁を加える。
  3. 保存用のビンは煮沸消毒する。
  4. ジャムが熱いうちにビンに詰め、軽くふたをして冷まし、完全に冷めたらふたをきっちりしめる。冷蔵すると色がさめない。
(「あずみのの食卓12か月」 久松 育子著 群羊社より)