通信くさぶえ 1182号

露地の畑が賑やかになってきました!

 日中7月のような暑さの日があるかと思うと、0℃前後まで下がって霜が降りる日もあり、この時期は寒暖差が激しいです。雨も少なかったのですが、ようやくまとまった雨が降るようになり、露地の畑の農作業もピッチが上がってきました。少しずつ種子を播いたり、苗を定植したりしてきていて、少しずつ露地の畑が賑やかになってきました。ハウス栽培の葉物野菜はもうしばらく収穫していきますが、5月下旬頃からは露地の野菜に順次移っていく予定です。

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ウドがとれ始めました!

 今年は、霜が少なかったおかげもあって、タイミング良く筒を立てることが出来ましたが、筒の中に光が入らないようにマルチのビニールを被せるのが遅れてしまい、光が当たって少し緑色になったものもあります。いつもとは違って、緑色のウドですが、同じように食べられます。皮をむいて、食べ易い大きさに切り分けて味噌をつけて生で食べると絶品です。皮が少しかためな場合には皮を厚めに剥いてください。酢水にさらすと、えぐみがとれます。皮もキンピラにして、葉も天ぷらにして残すことなく食べられます。少しずつのお届けとなりますが、この時期だけの味をお楽しみください。

長ネギに花芽が付き始めました。

 畑で越冬してきた長ネギ「松本一本ネギ」が大きく育って、花芽を付け始めてきました。花芽が伸びてくるとかたくなってきます。かたさを確認しながらお届けさせていただきます。この花芽やかたくなってきた部分も細かく刻んでじっくり炒めると美味しいです。うちではかたい部分も刻んで、たっぷり入れたチヂミが人気です。

 そろそろ終了となりますので、増量させていただきます。

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葉タマネギのお届けが始まります!

 今年のタマネギが順調に育ってきています。秋にタマネギ苗を定植して、越冬して6月下旬頃に収穫する栽培は一般的ですが、標高1,000m近い高冷地で冬場の雪が少ない当地では、冬の間にマルチが剥がれてしまったり、土が凍みてタマネギの根が切られて抜けてしまったり、となかなか安定して栽培出来ず、いろいろと栽培方法を試行錯誤しています。

 新タマネギはまだ先ですが、まずは葉タマネギから少しずつお届けさせていただきます。葉タマネギは、葉も一緒に油味噌炒めにしたり、ソテーしたり、味噌汁やスープにしたりして楽しんでみてください。