通信くさぶえ 1180号

長野県北部で地震がありました。

 18日(金)、出荷を終えた夜に地震がありました。長野県北部を震源とするマグニチュード5.1、深さ13kmと推定される地震です。この地震で長野県大町市、小川村、筑北村で最大震度5弱、長野市や松本市、安曇野市などで震度4が観測されました。今回の震源は糸魚川-静岡構造線の近くで、本州を南北に貫くこの構造線の周辺では過去にも大きな地震が発生しています。

 農園の辺りでは震度2ということでしたが、農園は長野県全体で見ると中部に位置するため、中部ひとまとめとすると震度4と報道されていて、心配してくださった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 ニュースを見る限り、大きな被害はなかったようです。長野県北部ではその後も身体に感じる地震が多かったようですが、少しずつ落ち着いていっているようです。

 ご心配いただいて、メールを送っていただいたお客様もいらっしゃいましたが、個別に返信出来ずに申し訳ありませんでした。この通信でお礼とさせていただきますので、ご了承ください。ありがとうございました。

一気に春が来ました!

 先週後半から一気に暑くなってきました。ただ、最低気温が低かったり、風が冷たかったりしていて、苗の管理などに気を遣います。

 この暑さで、急に季節が進んできました。農園の周りでもソメイヨシノが満開となってきました。畑の周りのカラマツもうっすらと緑色になってきました。林の中の低木の芽も出てきて、陽の当たり方で林の中もうっすらと緑色になってきてとても綺麗です。林冠の樹の葉が全て展開してしまうと、林の中は暗くなってしまうので、今だけ見られる光景だと思って楽しんでいます。

 また、林の所々にコブシが今年はたくさんの花を咲かせています。この辺りでは、コブシの花がたくさん咲くと豊作になると言われています。この言われのように、今年が豊作であることを願っています。

露地の畑に播種や定植が始まりました!

 冬の間お届けしてきた小松菜やホーレンソウなどのハウスでは、2月から播種して育苗してきた葉物野菜が定植されて育ってきています。これらの葉物野菜のお届けも始まっていますが、いよいよハウスから露地の畑に播種や定植が移ってきました。

 露地の畑に直播きしたカブや大根、小松菜などが保温のためにかけている不織布の下で発芽してきています。また、育苗してきた小松菜やチンゲンサイ、キャベツなどの苗の定植も始まりました。お届けする野菜が途切れないように、少しずつずらして栽培していくので、これから畑は少しずつ作付けした面積が広がっていきます。不織布の下で、野菜が少しずつ大きくなってきて、べた掛けした不織布が少しずつ盛り上がっていきます。少しずつ変わっていくこの光景は見ていてなかなか楽しいものです。これから少しずつ露地の畑が賑やかになっていきます。

news1180