通信くさぶえ 1171号

今度の寒波は長そうです。

 寒気が去って暖かくなったと思ったら、また寒気がやって来ます。「10年に1度程度の低温」にまたなるそうですが、こんなに頻繁に「10年に1度」と言われると、なんだか納得がいかないというか、とにかく異常気象であることには間違いありません。もう異常気象が常態化してくるということなのかもしれません。

 この寒気の影響は長く続きそうで、強弱をつけながら来週初め頃まで続くそうです。日本海側では大雪になる所もありそうで心配です。

 農園周辺では積雪は少ないそうなので、農業被害はなさそうですが、出荷した荷物の遅延が起こるかもしれません。お客様にご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、ご理解いただければ幸いです。

レタス類をお届けさせていただきます!

 毎年、この時期に緑と赤のオークレタスを栽培しています。オークレタスのように結球しないレタスは寒さにも強いため、越冬栽培が可能です。この時期にハウスでオークレタスが栽培できるようになったことが、周年出荷が可能となった大きな要因の一つです。

 今年は、オークレタスの他に「グリーンブーケ」というリーフレタスも試しています。寒さに強そうで、これまで順調に生育してきています。冬のレタスの仲間に加えられそうです。

 これら3種類のレタスをミックスしてお届けさせていただきます。緑の野菜が少なくなってくる時期で、貴重なレタスになると思います。水菜や千切りにしたニンジンや大根などと合わせてサラダで召し上がってみてください。

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緑大根や赤大根をお届けさせていただきます!

 冬の間お届けしてきた青首大根がそろそろ終了となります。代わって、緑色の「ビタミン大根」や赤い「紅くるり大根」をお届けさせていただきます。

 緑色の「ビタミン大根」は、以前テレビで近くの上田市の「上田みどり大根」が取り上げられていて、作ってみたいと思ったのがきっかけで作り始めました。「ビタミン大根」はその大根と同じ系統の大根です。普通の大根よりも水分が少なめで、きめが細かい大根です。綺麗な緑色を生かして、おろしたり、生でサラダにしたりしても美味しいです。テレビでは、千切りしたものを天ぷらにしたり、おろしそばにしたり、お漬物にしたりしていました。

 赤い「紅くるり大根」は中まで赤い大根で、この赤色の成分はワインなどにも含まれるポリフェノールの一種のアントシアニンです。サラダや浅漬け、煮物やオーブンでのグリルなど幅広く使えます。生のままサラダにすると、シャキシャキとした食感が美味しいです。また、ドレッシングなどをかけて、お酢が入ると、赤色の発色が良くなって、とても綺麗です。

 我が家では、この「紅くるり大根」や「ビタミン大根」とニンジンを細い千切りにして、水菜やレタス類などと合わせて、彩り豊かなサラダにして食べています!