寒い日が続いていますが、、、
今年の冬はこれまで比較的寒い日が続いていて、農園周辺でも最低気温がマイナス10℃くらいまで下がる日もあります。農園周辺はあまり積雪が多い地域ではなく、これまで降った雪はほとんど融けてしまいました。畑に雪が厚く積もる地域ではなく、雪が少ないため畑の土が深さ20~30cm近く凍ってしまいます。そのため、病害虫が越冬しづらい環境となり、夏場の病害虫の発生が少なくなりますので、無農薬栽培が行い易い環境になっていると思います。また、雪が多いとハウスの倒壊の恐れもあるので、その心配が少なくて済むのも助かっています。寒くて大変ですが、この寒さも大事です。
まだ寒い日もありそうですが、1月下旬頃から暖かい日が多くなってくるようです。気象庁の「高温に関する早期天候情報」によると、北海道地方と東北地方ではこの時期としては「かなりの高温」となる可能性がありそうです。関東甲信や北陸でも20日頃からかなり高くなる可能性が出てきました。
今年の春は早まりそうな予報となっています。寒いながらも、日中の陽射しの中に春の兆しを感じられる日も出てきましたが、春はまだまだ先だと思っていました。今年はこれからどんな天気になっていくのでしょうか?
野菜の高騰が続いています。
農林水産省によると、キャベツの平均価格は昨年11月以降、7週連続で平年の2倍以上の高値が続いていて、先週の時点で平年の3.3倍となる高値だということです。キャベツが1玉1,000円というニュースには驚きました。昨年の夏の高温や12月に雨が少なかった影響などで、生育の遅れや品質の不良で収穫量が減少したことが要因だそうです。その他、レタスや白菜、大根なども高値が続いています。
通信で書いてきましたが、うちのキャベツもアオムシの大発生で一時は全滅するんじゃないか、と思うくらいの被害がありました。幸い、夏以降の暖かさと雨もあったお陰で、貯蔵用に適する小玉のサイズまで育ってくれました。野菜価格の高騰の話を聞くと、昨年の天候では仕方ないと思うと共に、今年の天候が心配になります。
ナガイモをお届けさせていただきます!
先週からナガイモのお届けが始まっています。栽培しているナガイモは、いつもの短根の「改良短形自然薯」という品種です。くさぶえ農園の畑は石が多く、普通の長いナガイモを栽培することが出来ないため、短根の品種を作っています。
この品種は、ナガイモというよりヤマノイモに近く、ネバリが強くて美味しい品種です。とろろ芋にしても美味しいです。厚めにスライスしたナガイモをサッと油で炒めて食べても美味しいです。味付けは塩だけでもいいし、しょう油とかつお節で食べても美味しいです。これに青のりと七味唐辛子をかけると絶品です。
また、ナガイモの首の部分を切り取ってお届けさせていただきます。この部分を貯蔵しておいて、来年の種イモとして植え付ける予定です。切り取った部分があって、見栄えが悪いかと思いますが、調理の際に切り落としてしまう部分ですので、ご了承ください。