通信くさぶえ 1162号

今シーズン最強の寒波がやって来ました。

 先週末は今シーズン最強の寒波がやって来て、日本海側を中心に大雪となった所もあったようです。農園の辺りでは雪予報は出ていなかったので、7日(土)の朝は薄っすらとですが一面の銀世界になっていて驚きました。1~2cmほどの積雪でしたので、あっという間に融けてしまいましたが、その日は一日雪が降ったり止んだりの天気でした。

 本格的な冬がいよいよやって来ます。まだ収穫しなければならない野菜があるので、頑張っていきたいと思います!

キャベツたちが頑張りました!

 通信1156号で、貯蔵用のキャベツがアオムシに食害されながらも頑張って結球してきていることを書きました。その後、暖かい秋のおかげもあって、なんとか玉が大きくなってきました。アオムシの最盛期にはキャベツの全滅も覚悟するくらいでしたが、なんとか収穫までこぎ着けることが出来ました。このキャベツの生命力には感動してしまいます。

小さめのものが多くなりますが、これらのキャベツは貯蔵して、冬の間お届けさせていただきます。頑張ったキャベツたち、ありがとう!

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「ちぢみ小松菜」をお届けさせていただきます!

 今年も「ちぢみ小松菜」を栽培しています。「ちぢみ小松菜」は、小松菜にちぢみ菜の血が導入されていて、歯触りが良く、食感が優れています。

 今年は他のハウスの葉物野菜と同様に生育が早いので、例年よりも大きな株に育っています。とはいえ、ハウスの外側に近いものと内側に近いものとでは、寒さのため生育に差がありますので、大小様々な株をお届けさせていただきます。

 この「ちぢみ小松菜」もそうですが、これからの葉物野菜は、最低気温がマイナス10℃近くまで下がる中、凍みたり、緩んだりを繰り返しながらも、少しずつ生長していきます。凍りついてしまわないように、糖度を高くして生育していきます。

 寒さのために、茎が割れてきたり、変色してきたりします。強い寒さに当たった葉はクタッとしたものも出てきます。ひどいものは取り除いていますが、こういう葉も生でも食べられますし、加熱調理すると、トロッと柔らかく、甘味が強く、とても美味しいです。

 見た目はいまいちな冬の葉物たちですが、寒じめされた、この時期にしかない、滋味深い美味しさを味わっていただけたら嬉しいです。是非、冬ならではの味としてお楽しみください。

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