今シーズン一番の冷え込みとなりました。
21日(月)の朝は最低気温が2.3℃まで下がりました。強い霜はなかったのですが、寒さに弱い雑草やナス、ピーマンなどの夏野菜がダメージを受けていました。いよいよこれで夏野菜は終わりになりそうです。急に寒くなって身体がついていけませんが、例年はこれが普通なんだな、と今年の異常な暖かさを改めて感じました。
ニュースを見ていると、気象庁が発表する早期天候情報が、今年は6月6日に関東甲信と東北に発表されたのを皮切りに、その後は途切れることなく、毎回どこかの地域で「高温の」情報が発表されるという異常事態となっているそうです。それだけ今年は例年と比べ気温の高い状況がずっと続いているのだと改めて驚きました。
この冷え込みの後は、また気温が高くなるようです。季節が深まるのはもう少し先になりそうです。
壬生菜や水菜が育ってきました!
暑さが落ち着いてくる中、畑では壬生菜や水菜、ホーレンソウなどの葉物野菜が育ってきています。今年は寒さが遅いので、これまでお届けしている小松菜やチンゲンサイなどと共に、強い霜の来るまでの間、露地の葉物野菜を楽しんでいただけたら、と思います。
水菜は一般的になってきましたが、壬生菜は水菜の変種で鍋物や漬け物、炒め物などに幅広く利用されている京野菜です。関西では水菜より壬生菜の方が好まれるとも聞いています。どちらも同じような食べ方が出来ますが、風味の違いなどを楽しんでいただけたら、と思います。
水菜は生でサラダに入れる食べ方がかなり浸透してきましたが、壬生菜は火を通した方が美味しいように思います。油揚げと炒めるととても美味しいです。葉がしんなりしていたら、一度冷水に漬けて、パリッとさせてから調理してみてください。