サツマイモを収穫しました!
ようやくサツマイモの収穫を終えることが出来ました。今年は、紫イモの「パープルスイートロード」と「シルクスイート」を栽培してきました。猛暑で雨も多かったので、出来具合を期待していたのですが、収量はそれほど伸びませんでした。でも、宅配で出荷しやすいサイズが多くとれました。
収穫したサツマイモは、キュアリング処理を行っています。キュアリング処理というのは、サツマイモの傷を癒して、腐敗の進行を防止することを目的として行います。高温、高湿度にして、サツマイモの傷口にコルク層を作っていきます。30℃で3、4日間を目安にキュアリング処理を行う予定です。そして、処理後は13℃前後で貯蔵していきます。
こうすることで、腐敗するイモを少なくして、長期間貯蔵を可能にしていきます。これから春まで貯蔵していく中で、サツマイモのデンプンが糖化されて、少しずつ甘味を増していきます。お届けするサツマイモの味の変化も楽しんでいただけたら、と思います。
まずは、紫イモの「パープルスイートロード」をお届けさせていただきます。このイモは甘味やホクホク感が少なめですが、その分いろいろな料理に使い易いように思います。彩りを生かして調理してみてください。水分が比較的多く、油との相性が良いので、蒸かしてそのまま食べるより、素揚げや天ぷらなどが美味しいようです。
また、1cm程の厚さに切ったものを、油を薄く敷いたフライパンに入れて、蓋をして弱火で蒸し焼きにしてから、蓋を取って表面をカリッと焼くと(様子で油を少し足してもいいです)、甘味が出て美味しかったです。手軽に出来るので是非試してみてください。
セロリーをお届けさせていただきます!
ここ数年、セロリーの栽培を試行錯誤しています。今年は猛暑と干ばつ対策としてハウスで栽培してみました。小ぶりですが、柔らかいセロリーが育ってきましたのでお届けさせていただきます。
くさぶえ農園で栽培しているセロリーは、緑色が濃くて、香りが強い、ミニセロリーと呼ばれる品種です。生で食べたり、火を通したり、いろいろとお楽しみください。茎の筋が気になる場合には、取り除いて食べてください。
セロリーの葉や茎を食べやすい大きさに切り、一口大の鶏もも肉や豚肉と一緒に炒めるととても美味しいです。セロリーはシャキシャキ感を残して、味付けはさっぱりと塩とコショウ、好みで日本酒や紹興酒で香りをつけても美味しいです!
たくさんある葉は洗って冷凍保存して、スープなどに凍ったまま、崩しながら入れれば、パセリ代わりになります。また、フランス料理のシェフにまかない料理として、セロリーの葉を天ぷらにして天つゆで食べると美味しいと教わりました。蕎麦屋の店主からは蕎麦のつゆの具として、セロリーがとても合うとも教えていただきました。
お客様から教えていただいた、セロリーの葉をふんだんに使ったパスタも美味しいです。簡単に言えば、セロリーのたっぷり入ったペペロンチーノです。セロリーの香りと味を存分に楽しめます!