通信くさぶえ 1151号

朝晩は寒いくらいです。

 昼間の陽射しは汗ばむほどですが、朝晩は涼しくなってきて、寒いくらいです。急に季節が進んできました。露地栽培のキュウリやモロッコインゲンが急にとれなくなってきました。ナスやピーマン類もいよいよ生育終盤を迎えてきています。

 先日の台風14号は中国大陸でUターンして、温帯低気圧に変わり、秋雨前線と相まって石川県能登地方に甚大な被害をもたらしました。韓国でも大きな被害となったそうです。特に、能登地方は地震の復興の最中に追い打ちをかけるような事態となり、本当に言葉もありません。一日も早く平穏な日常が戻られることを願うばかりです。このような大雨は日本中いつどこでも起こりうることです。本当に気象が変わってきたことを実感させられます。

シュンギク、ホーレンソウが育ってきました!

 小松菜に続いて、シュンギクが育ってきました。シュンギクは、関東地方など暖かい所の旬は冬で、鍋料理などに使われていますが、高冷地に位置する当地では、これから霜が降りる頃までの間が栽培期間となります。柔らかく、アクも少ないので、生のままサラダに加えても美味しいです。

 ゲリラ雷雨で一部倒れてしまい、それが起き上がってきて、茎が曲がったものもありますが、食味には問題がありませんのでお届けさせていただきます。

 また、ホーレンソウも育ってきました。今年は虫害痕も多いですが、軽度のものはお届けさせていただきます。

 夏野菜の「なごり=余韻」を味わっていただきながら、秋野菜の「初物=気配」を感じていただけたら嬉しいです。

トマトの「もっと、くさぶえ野菜」について・・・

 日中は暑くても、朝晩は涼しくなってきて、トマトが色付くのに時間がかかるようになってきました。今年はいつもよりもまだ収穫出来そうな実が多くありますが、収量に波があるため、トマトの「もっと、くさぶえ野菜」の生食用はある時とない時があります。ソース用はまだ大丈夫だと思います。

 もうしばらくは「なごり」のトマトを出来るだけ多くのお客様に楽しんでいただきたいと思っています。最盛期に比べると色付きの悪いものや軽度の傷や割れがあるものもお届けさせていただきますので、ご了承ください。