通信くさぶえ 1150号

ようやく暑さが落ち着きそうです。

 もう9月も半ばになるというのに暑い日が続いています。農園周辺では、12、13日にゲリラ雷雨もありました。残暑というより、夏が続いているようです。

 この記録的な猛暑もようやく先が見えてきたようです。今週末に秋雨前線が本州付近に停滞して、東北南部から九州の広い範囲で本降りの雨となり、局地的に大雨となる恐れもあるそうです。秋雨前線の南下と共に、上空の寒気も南下してきて、記録的な猛暑にもようやく終止符が打たれる見込みです。来週以降、一時的に暑さがぶり返す可能性はあるものの、これまでのように猛暑日が連続する可能性は比較的低いと見られています。

 この暑さと、暑い中でも雨もあったおかげで(時には激し過ぎるくらい降る時もありましたが)、ナスやピーマン類、インゲン類などの夏野菜が頑張ってくれています。特に、ピーマンはこれまで栽培してきた中でも、ここまで樹が大きく育ったことはないくらいになっています。この夏、楽しんできた夏野菜も今週末を境に収量がガクンと落ちてきそうです。

 これからの天候は、猛暑日は少なくなるものの、平年よりも暖かい日が続いていくのでしょうか?太平洋高気圧の張り出しが弱くなってくると、台風が日本列島に上陸してこないか心配です。秋冬野菜の出来にも関わってきますので、注視していきたいです。

小松菜が出来てきました!

 「なごり」の夏野菜に代わって、少しずつ葉物野菜などが加わってきます。まずは、柔らかい小松菜が出来てきました。

 この時期の小松菜は虫害に遭いやすく、以前は虫害痕のある小松菜をお届けすることが多かったのですが、不織布をべたがけして栽培するようにしてから、虫害痕が少ない綺麗で柔らかい小松菜が出来るようになってきました。

 もうしばらくは夏野菜に頑張ってもらいたいですが、季節の移り変わりをお届けする野菜の種類で感じていただけたら嬉しいです。

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