露地栽培のキュウリがとれ始めました!
先週の台風7号は予想よりも東寄りに進路が変わっていき、大きな被害もなくて、ホッとしました。8月15日には台風の来る前に地元の夏祭りも無事行われました。コロナ禍では神事のみが開催されていましたが、昨年から全面的に復活しました。信州の奇祭と称される「榊祭り」は地元の大人から子供まで参加して行われる、手作り感満載のお祭りです。室町時代から続くとされていて、切ってきたばかりの葉付きのコナラの木を使って、当日の早朝から神輿を作り、昼間は地域の小中学生などがその神輿で練り歩き、最後は大友神社に奉納します。また、日が暮れ始めると山の上から、大きな松明を一人ずつ持ち、行列を作って鹿曲川へと下っていき、最後は橋の上から川底に向かって松明を投げ入れます。夜には、勇壮な獅子舞と迫力ある大人神輿が練り歩き、時折、神輿同士をぶつけ合って葉や枝を落としながら進んでいきます。とても見応えもあり、小さなお祭りですが、参加することでより楽しく、心に残るものとなっています。
この辺りでは、この榊祭りが終わると、季節は秋へと変わっていきます。まだ残暑が厳しいですが、ハウス栽培のキュウリの収量が落ちてきました。代わって、露地栽培のキュウリの収穫が始まりました。収穫初期のものは短めで、少し太めの形になります。キュウリの樹の生育が進んでいくと、普通の長さのものになっていきますが、「初物」のキュウリとして楽しんでください。露地栽培のキュウリは全て「夏すずみ」なので、イボイボの強い四葉系のキュウリ「シャキット」はそろそろ終了となります。しばらくは、ハウス栽培の「なごり」のキュウリと、露地栽培の「初物」のキュウリを合わせてお届けさせていただきます。
キャベツやブロッコリーなどの苗が活着しました!
前回の通信で太陽熱養生処理の写真を載せましたが、この透明マルチの真ん中で切り開いて、今度は畝間をそのマルチで覆うようにしています。そして、太陽熱養生処理の終了した畝に、キャベツやブロッコリー、カリフラワーの苗を定植しました。ゲリラ雷雨もありましたが、しっかりと活着してくれました。まだまだ暑い日が続くので、なかなか秋以降のことを考えられませんが、寒さに当たって甘味が増した秋冬野菜も楽しみにしていてください。