通信くさぶえ 1144号

ゲリラ豪雨です。

 今週も暑さが続きますが、ゲリラ豪雨が起こりやすい予報となっています。これまで毎日ニンジンにかん水してきた甲斐あって、揃って発芽してきたところで、もう少し畑に水が欲しい状況でした。農園周辺も4日(日)の午後に大雨となりました。待望の雨でしたが、バケツをひっくり返したような強い降りとなり、発芽したばかりのニンジンが心配でした。一部畑の土が流れた所もありましたが、ニンジン畑は無事で、小さなニンジンの芽を見て安堵しました。ニンジンは初期生育が遅くて、しっかりと発芽させることが出来れば、半分成功したようなものです。秋には美味しいニンジンが豊作となるように、この後もしっかりと管理していきたいと思います。

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トウモロコシの雄穂を切り落としています。

 トウモロコシは、アワノメイガの幼虫の食害に悩まされます。1本ずつ確認をして、軽度の食害のものはお届けさせていただいていますが、それでもはぶくものが多いです。

 アワノメイガは雄しべの花粉に呼び寄せられてきて、卵を産み付け、卵から孵った幼虫がトウモロコシの実を食害します。そのため、トウモロコシの雄穂が伸びてきて花粉を飛ばす頃に、この雄穂を切り落としていきます。雄穂全部を切り落としてしまうと受粉が出来ませんが、8~10株に1株ほど雄穂を残しておけば受粉に影響がないようです。分かりづらいですが、写真右側は雄穂を切り落としています。写真左側は切り落とす前です。

 「ゴールドラッシュ」は草丈が身長よりも低くて、雄穂を切るのは楽なのですが、「サニーショコラ」や「プレミアム未来」は草丈が身長と同じくらいか、それ以上の高さになるため、雄穂を切るのも大変です。腕を上に伸ばして、花粉が降りかかる中での作業となります。トウモロコシの花粉をこれだけ浴びると、アレルギーでトウモロコシを食べられなくならないのかしら、と少々不安に思いますが、美味しいトウモロコシを皆様にお届け出来るように頑張っています!

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