通信くさぶえ 1071号

今週からクール便に切り替えさせていただきます。

 例年、3月後半になると4月並みの暖かさになることもあり、天候を見ながらクール便に切り替えてお届けさせていただいていますが、今年は、今週から全国的に気温が平年よりも高くなり、西日本や東日本では最高気温が20℃以上となり、5月中旬並みの暖かさとなる所もあるようです。いつもよりも春の訪れが早そうです。

 そのため、今週からクール便に切り替えさせていただきます。この先の天候によっては寒さが戻りそうなら、普通便(佐川急便では陸便と言います)に戻すこともあるかもしれませんが、今年はこのまま暖かい天候が続いていきそうです。

 いつもより早い、急な切り替えとなり、申し訳ありませんが、この時期はレタス類など葉物野菜が多いので、より良い状態でお届けさせていただきたいと思います。クール便の場合には、1箱につき440円(消費税込)が追加料金となりますので、ご了承ください。よろしくお願いいたします。

育苗ハウスが賑やかになってきました!

 2月上旬から育苗ハウスの中で、小松菜や水菜などをずらしながら播き始めて、電熱線と保温シートで加温して育ててきています。

 今年は、朝早くに出掛ける用事があったため、最初に播いた苗を寒さに当ててしまうという初歩的なミスをしてしまいました。ちょうどその日は最低気温が例年よりも低い日だったので、苗のダメージは大きく、大失敗となってしまいました。その後に播いた苗は順調に生育してきていて、育苗ハウスの中は、少しずつ苗が増えてきて賑やかになってきました。播いた種が芽を出して育っていく姿を見ていると、なんだか安心します。

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 一方、冬の間育ててきた小松菜やホーレンソウなどの収穫が終わったハウスでは、後片付けをして、育苗ハウスで育てている苗を定植する準備を進めています。育ってきた苗を順々にハウスの中に定植していきますが、暖かくなってくると、生育も早くなってきて、育ってきた苗たちに「早く定植して!」と急かされるようになっていきます。穏やかな気持ちでいられるのも今のうちで、これから忙しくなっていきます。

 また、片づけをしたハウスでは、カブなどの種播きも始まりました。今年は初の試みとして、ハウスの中にビニルトンネルを設置してみました。寒い時期なので発芽を揃えるのが難しいですが、いつものビニルマルチと不織布のべたがけに加えて、ビニルトンネルを設置するという万全の体制で臨みました。試行錯誤してきた甲斐あって、2月に播いたカブはしっかりと発芽が揃い、順調に育ってきています。

 これらのハウスの葉物野菜やカブ、ミニ大根などを収穫し終えると、いよいよ露地栽培のものに代わっていきます。今シーズンもいよいよ始動してきました!

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