通信くさぶえ 1024号

今度は20cm近く積もりました。

 22日にも雪が降りましたが、ここまで降るとは思いませんでした。今度は20cm近くの積雪となりました。前日に露地の畑にマルチを張った上にも雪が積もってしまいました。また、銀世界に逆戻りです。この雪も週末までには消えてなくなりました。これだけの雪があっという間に消えてしまうのは、やはり春に向かっているのだな、と実感します。

 まだ雪予報の出ている日もありますが、そろそろ春の作業を進めたいです。4月の初めは寒の戻りとなりそうですが、気象庁の3ヶ月予報によると、平年よりも気温の高い予報が出ています。今シーズンの出だしの遅れを取り戻せるような気候となるのか、期待します。

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小松菜や水菜に花芽が付いてきました。

 外は雪が降ったりもしていますが、それでも暖かくなってきて、ハウスの小松菜や水菜に花芽が付いてきています。このまま暖かい日が続けば、そろそろトウ立ちしてくると思います。

 小松菜は、花芽が伸びてくれば、小松菜の菜の花として収穫しますが、まだ根元まで柔らかいので、普通の小松菜としてお届けさせていただきます。

 水菜は、あまり花芽が伸びすぎないものは、そのままお届けさせていただきます。少しかためになってきますが、まだ生でサラダでも食べられると思います。かたさが気になるようなら、短めに刻んで、チャーハンやパスタの具にすると美味しいです。

 トウ立ちしてきた茎も美味しいので、柔らかい部分はこの時期の味として、葉と同様に食べてみてください。

ジャガイモの芽出しが始まりました!

 ジャガイモの種イモの浴光育芽が始まりました。昼間は風通しの良い、陽のよく当たる場所で芽出しを促します。夜は凍みないように気を付けながら、3週間ほど行って、しっかりとした芽を作っていきます。

 昨夏は、北海道で収穫前の7月に今までにないような高温と少雨が続き、ジャガイモの生育が不良で、小玉傾向となりました。そのため、ジャガイモの価格が上がったり、ポテトチップスの値上がりや内容量の変更などがあったりと、消費者にも大きな影響が出ました。

 その影響は今シーズンのジャガイモの栽培にも及んでいます。ジャガイモの種イモも例年の量を確保することが難しく、いつもは出荷しないB品なども混じることになりそうだ、と今年1月に種苗屋さんから連絡が入りました。種苗屋さんも最終的には蓋を開けてみないと分からないような状況だということでしたが、なんとか農園として希望していた種イモの量を揃えていただきました。悪天候の中、育ってきた大事な種イモです。無駄にしないように、いつも以上にしっかりと育てていきたいと思います!

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