お届けしている小松菜について・・・
この冬は暖かい日が多く、最低気温もマイナス10℃を下回る日がありません。日中も気温が上がる日が多く、ハウスの葉菜類の生育がいつもよりも早いようです。雪も少なくて、夏場に水不足になるのではないか、と心配になります。災害もなく、野菜も豊作となるような天候になることを祈ってしまいます。
お届けしている小松菜も大きく生育していますが、台風でハウスに雨水が流れ込んでしまった所を中心に虫害痕がいつもよりも目立ちます。虫害痕のひどい外葉は取り除いていますが、軽度のものはお届けさせていただきます。寒じめされていて、味は良いと思います。加熱調理すれば美味しく食べられますので、お届けさせていただきます。
今年も冬菜をお届けさせていただきます。
ハウスで栽培している冬菜(ふゆな)が大きくなってきました。冬菜はこの佐久地方に昔からある地野菜です。夏から秋にかけて種を播いて露地で栽培して、緑の野菜の少なくなる頃、秋口に葉をかいて食べたり、冬を越してトウ立ち菜を食べたりします。くさぶえ農園では、ハウスで栽培して、冬菜があまり大きくならないうちに株採りしています。
冬菜は一見かたそうですが、火を通すとトロッとした口当たりでとても柔らかくなります。油と相性が良く、炒め物が美味しいです。汁の実などにしても美味しいのでいろいろとご活用ください。
旬をおいしく ゴボウ
今シーズンはゴボウがまだまだあります!少しずつですが、柔らかいサラダゴボウを楽しんでいただけたら、と思います。
以前も紹介しました、炊き込みご飯も美味しいです。ちょっと贅沢にゴボウを入れていますので、量は調整してください。
ゴボウの炊き込みご飯(4人分ぐらい)
材料
米 2合
ゴボウ 20~30cmくらい
油揚げ 1枚
しょう油(ゴボウ下味用) 大さじ1/2
サラダ油 小さじ1
A
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
本だし 小さじ1
塩 小さじ1/2
しょう油 大さじ1
作り方
- ゴボウは、タワシでゴシゴシ洗い、ひげ根と皮を取る。少し厚めのささがきにする。
- フライパンにサラダ油を入れて熱して、①のゴボウを少し柔らかくなるまで炒めて、しょう油で下味を付けておく。
- 米は研いで、ざるにあげる。
- 油揚げは、1枚を縦3等分にして、2~3mmに切る。
- 炊飯器のお釜に米とAを入れて、いつもの分量まで水を入れる。そこに、②のゴボウと④の油揚げを入れて、普通に炊く。炊けたら、少し蒸らして、軽く混ぜて出来上がり。