通信くさぶえ 816号

まだまだ寒い日が続きそうです。

 先週末は寒さが少し緩みましたが、また強い寒気がやって来ました。日本海側や北日本では大雪が続いていて、その様子を見ていると、4年前の大雪で3棟のハウスを潰してしまったこと、農園の前の道に除雪車が来るまでに3日間かかったことなどを思い出してしまいます。大雪の地域は本当に大変だと思います。13日頃がピークということなので、まだまだ寒い日は続きそうですが、これ以上被害が拡がらないことを祈っています。

オークレタスが出来てきました!

 毎年、この時期に緑と赤のオークレタスを栽培しています。今年はオークレタスも寒さのために生育が遅いですが、少しずつ大きくなってきました。オークレタスのように結球しないレタスは寒さにも強いため、越冬栽培が可能です。これから少しずつお届けさせていただきます。

 緑の野菜が少なくなってくる時期で、貴重なレタスになると思います。水菜などと合わせてサラダで召し上がってみてください。

news816

ねずみ大根をお届けさせていただきます。

 今週から「ねずみ大根」をお届けさせていただきます。「ねずみ大根」は、信州の伝統野菜にも認定されている、長野県埴科郡坂城町の地大根です。大根の首の部分よりも下の方が膨れていて、根の先端はねずみの尻尾のように見えることから、その名が付いたそうです。

 お蕎麦屋さんから頼まれて作り始めたのですが、この「ねずみ大根」は今まで作ったことのある辛味大根に比べると、辛味はそれ程強くなく、風味と甘味が感じられて、とても美味しいと思いました。貯蔵性も良いので、昨年から宅配のお客様にもお届けさせていただいています。

 肉質は緻密で硬くて、汁が少なく、舌触りが良好で、地元では漬け物にしたり、大根おろしにしたり、そばの薬味や「おしぼりうどん」用の大根として親しまれています。

 他の大根と同じで、今年は小さいものが多いですが、味は良いようです。うちでは、おろした「ねずみ大根」を焼いたお肉にのせて食べたりしています。レタスや水菜などの野菜と一緒にしょう油やポン酢で食べると、肉の油が絡んだ野菜とおろした「ねずみ大根」が絶妙です。お試しください。

種子播きが始まりました!

 寒さが厳しくて、様子を見ながらですが、小松菜や水菜などの種子を少しずつ播き始めました。冬の間にお届けしてきた、小松菜やホーレンソウの後作としてハウスに定植する予定です。電熱線が敷いてある温床で育苗していきます。今シーズンもいよいよ動き始めました。より充実した野菜セットをお届け出来るように頑張りますので、よろしくお願いいたします。