通信くさぶえ 895号

朝晩は寒いくらいです。

 先週は暑さのピークを越えましたが、今度は一転して朝晩は寒いくらいになってきました。この変化の激しさが今年の天気の特徴ではないでしょうか。

 そのため、ハウスのキュウリの収量がガクンと落ちてきてしまいました。露地栽培のキュウリが少しずつとれ始めてきていますが、この寒さでなかなか収量が上がってきそうもないので、キュウリの「もっと、くさぶえ野菜」は終了とさせていただきます。今年もありがとうございました。

 今シーズンはこれまで「夏すずみ」と「シャキット」を合わせて4,500本を超える収量となっています。毎日1日2回朝と夕方に収穫してきましたが、収量を集計してみると、結構な量になっているので驚きます。

 また、ズッキーニも「なごり」を迎えています。今シーズン、これまでに500本を超える収量がありました。もう全員にお届け出来る数量を確保出来なくなっていますので、こちらも「もっと、くさぶえ野菜」は終了とさせていただきます。

 一方、トマトは今年は色付くのが遅いです。まだまだ青い実が沢山あるので、この後どれだけ色付いてくるのか、いつもとちょっと違う様子を注視しています。それでも収量は確実に上がってきています。長期予報では秋は暖かい日が多いようなので、いつもよりも長めに多めのトマトをお届け出来たら、と願っています。

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旬をおいしく  セロリー

 今年もセロリーをお届けさせていただきます。くさぶえ農園で栽培しているセロリーは、緑色が濃くて、香りが強い、ミニセロリーと呼ばれる品種です。今年は猛暑に備えて山際の畑で栽培してみたので、小ぶりなものが多いですが、柔らかいものが出来たと思います。生で食べたり、火を通したり、いろいろとお楽しみください。茎の筋が気になる場合には、取り除いて食べてください。

 セロリーの茎を食べやすい大きさに切り、一口大の鶏もも肉や豚肉と一緒に炒めるととても美味しいです。セロリーはシャキシャキ感を残して、味付けはさっぱりと塩とコショウ、好みで日本酒や紹興酒で香りをつけても美味しいです。

 たくさんある葉は洗って冷凍保存して、スープなどに凍ったまま、崩しながら入れれば、パセリ代わりになります。また、フランス料理のシェフにまかない料理として、セロリーの葉を天ぷらにして天つゆで食べると美味しいと教わりました。蕎麦屋の店主からは蕎麦のつゆの具として、セロリーがとても合うとも教えていただきました。是非、いろいろと試してみてください。

枝豆も出来てきました!

 今年も昨年同様に、枝豆の実がなかなか実が太ってきてくれませんでしたが、ようやく実が充実してきました。枝豆の「湯あがり娘」は、茶豆風味の美味しい枝豆です。この時期限定の夏の味わいをお楽しみください。鮮度保持のため、枝葉付きでお届けさせていただいていますので、よろしくお願いいたします。