通信くさぶえ 859号

いよいよ寒くなってきました。

 先週末からいよいよ寒くなってきて、10日(月)にはマイナス8℃近くまで下がりました。今週は降雪の予報も出てきています。今までの暖かさが普通ではなかったのですが、いきなり寒くなると身体や野菜にはこたえます。

 収穫作業がまだ残っているので、白銀の世界となる前に急ピッチで作業を進めていきたいと思います。

ハウスの水菜やホーレンソウも育ってきました!

 以前、通信に書きましたが、これまでの暖かさでハウスの葉菜類の生育が早めです。小松菜は例年よりも大きく育っています。サイズは大きめですが、柔らかく育っているのでお届けさせていただいております。

 ホーレンソウも生育が早く、いつもは12月後半からのお届けになることが多いのですが、今週はまずは毎週のお客様からお届けさせていただきます。

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 また、水菜も大きく育ってきています。水菜は火を通しても美味しいですが、生のまま刻んでサラダにしても美味しいです。僕は、からし菜やルーコラ、カブや大根などと合わせてサラダにして、塩コショウとオリーブオイルで食べるのが好きですが、家族のものは水菜だけをポン酢とサラダ油で食べるのが好きだったりします。ソテーしたお肉などと一緒に生の水菜をバリバリ食べても美味しいです。

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 ハウスの葉菜類は、これから最低気温がマイナス10℃を下回る中、凍みたり、緩んだりを繰り返しながらも、少しずつ生長していきます。凍りついてしまわないように、糖度を高くして生育していくのですが、その生命力には毎年のことながら感心してしまいます。

 寒さのために、葉物野菜の茎が割れてきたり、変色してきたりします。強い寒さに当たった葉はクタッとしたものも出てきます。ひどいものは取り除いていますが、こういう葉も生でも食べられますし、加熱調理すると、トロッと柔らかく、甘味が強くて美味しく食べられます。

 見た目はいまいちな冬の葉物たちですが、寒じめされた、この時期にしかない滋味深い美味しさが味わえると思います。是非、冬ならではの味としてお楽しみください。

カボチャをお届けさせていただきます。

 今年は、いつもの「白い九重栗」の種子が種苗メーカーで販売出来ないということで、種苗屋さんから薦められた「ホワイトハロウィン」をお届けさせていただきます。「白い九重栗」のようなホクホク感は強くありませんが、甘味や旨味はしっかりとあります。そのまま煮ても美味しいですが、ポタージュにしたり、お菓子に使ったりすると合うように思います。