通信くさぶえ 833号

台風5号は大雨にもならずに通り過ぎていきました。

 大雨を警戒していた台風5号は、時折雨が降るだけで通り過ぎていき、ホッとしています。安心したのもつかの間で、今週後半は低温となりそうだということで、人間も野菜もなかなかリズム良く過ごすことが出来ないようです。

 そんな中でも、トマトやキュウリなどの夏野菜たちは少しずつ育ってきています。畑に定植したナスやピーマンも活着してきていて、トウモロコシも順調に育ってきています。この時期の恵みの雨を受けて、暑い夏に向けてどんどん生長していって欲しいと思います。

ミニキャベツやロメインレタスがとれ始めてきました!

 ミニキャベツがとれ始めてきて、いよいよキャベツ類がお届け出来るようになると思います。今週は、毎週お届けのお客様を中心に入れさせていただきます。毎年好評のとんがりキャベツの「みさき」もそろそろ収穫開始となりますので、来週以降は全員のお客様にキャベツ類をお届け出来ると思います。楽しみにお待ちください!

 一方、今週お届けを予定していた玉レタスに病気が出てきてしまいました。残念ですが、今シーズンの玉レタスのお届けの機会は少なくなりそうです。次作の玉レタスは今のところ順調ですので、こちらに期待したいと思います。

 代わりに、大きく育ってきたロメインレタスをお届けさせていただきます。ロメインレタスは、シャキシャキした歯ごたえの強いレタスです。ロメインレタスと言えば、シーザーサラダが有名ですが、炒めたり、スープにしたりしても存在感がしっかりとあって美味しいですよ。

旬をおいしく  葉タマネギ

 昨年のタマネギの不作をふまえて、今年は秋植えのタマネギと春植えのタマネギの2種類を栽培しています。昨秋定植して越冬してきたタマネギが大きく育ち、収穫時期を迎えました。大小様々なタマネギですが、今年は少しずつ皆様にお届け出来ると思います。また、春植えのタマネギも畑で順調に育ってきていて、これなら収穫が出来そうだと期待しているところです。

 秋植えのタマネギは収穫時期を迎えて、葉が倒れ始めてきましたが、この時期しか食べられない葉付きのタマネギをまずはお届けさせていただきます。農園では、葉タマネギが出来ると食べたくなるのが油味噌炒めです。ソテーしたり、味噌汁やスープにしたりしても美味しいです。いろいろとお楽しみください。

葉タマネギの油味噌炒め

材料

 葉タマネギ 2~3ヶ
 ゴマ油 大さじ1~2
 A
  味噌 大さじ1
  砂糖 大さじ1~2
  酒・みりん 各小さじ2

作り方

  1. タマネギは、根はくし形に、茎は4~5cm長さに刻む。
  2. フライパンにゴマ油を熱し、刻んだ葉タマネギを炒める。
  3. 7~8割火が通ったら、Aをからめるようにまわし入れ、ざっと炒め合わせて出来上がり。

■調味料はお好みで調節してください。甘めにするとご飯がすすみます。甘さを控えてお酒のお供にしても美味しいです。