通信くさぶえ 808号

ナガイモをお届けさせていただきます。

 また一段と寒くなってきて、マイナス9℃近くまで下がる日や小雪が舞う日も出てきました。いよいよ本格的な冬になってきました。

 農作業が遅れ気味ですが、ナガイモをようやく収穫することが出来ました。今年も短根の「改良短形自然薯」という品種を栽培しています。くさぶえ農園の畑は石が多く、普通の長いナガイモを栽培することが出来ないため、短根の品種を作っています。

 この品種は、ナガイモというよりヤマノイモに近く、ネバリが強くて美味しい品種です。とろろ芋にしても美味しいです。厚めにスライスしたナガイモをサッと油で炒めて食べても美味しいです。味付けは塩だけでも良し、しょう油とかつお節で食べても良しで、お好みで調理してみてください。これに青のりと七味唐辛子をかけると絶品ですよ。

 また、来年の種イモ用に、ナガイモの首の部分を切り取ってお届けさせていただきます。この部分を貯蔵しておいて、来年の種イモとして植え付けます。切り取った部分があって、見栄えが悪いかと思いますが、調理の際に切り落としてしまう部分だと思いますので、ご了承ください。

news808_1

地域の人達と柵作りをしました。

 シカなどによる農作物の被害が深刻な問題となっています。くさぶえ農園でも、今年は大根の葉を食べられたり、ホーレンソウを食べ尽されたりしました。電気柵を使っていますが、全体を囲うのは距離も長くて難しく、どうしてもシカの侵入を完全に防ぐことは出来ないでいました。

 そこで、山裾に接する畑を持つ農家が集まり、国の補助を受けて防護柵を設置することになりました。くさぶえ農園も声をかけていただき参加させていただきました。柵の材料は無償で提供してもらえるのですが、設置は自分たちで行うため、10軒ほどの農家が参加して、3日間で一気に1.8kmほどの柵を設置しました。

 なかなか周りの農家さんと作業を一緒にする機会がないので、和気あいあいと貴重な経験をさせていただきました。高齢の方が多く、僕が一番若いぐらいなのですが、皆さんまだまだ現役の方々ばかりで、体が動くこと動くこと。その働きっぷりは勉強になりました。

 他の農家さんが同じように設置した防護柵と連結されて、合わせると数kmに及ぶ防護柵となりました。あたかも長者原の万里の長城のようです。山沿いの景観が変わってしまうのは少し寂しいのですが、獣害が少しでも軽減出来れば有り難いです。

news808_2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする