通信くさぶえ 805号

寒い日が続いています。

 強い寒気の影響で年末並みの寒い日が続いています。最低気温もマイナス6℃を下回る日も出てきました。朝、薄っすらと雪が積もっている日もあります。キャベツや白菜、大根などももう少し大きく育って欲しいのですが、この寒さでは厳しいです。ぎりぎりまで収穫を待って、少しでも大きくしてから取り込みたいと思いますが、今年は小さめのものが多くなるかもしれません。なかなか思うようにはいきません。

ようやくジャガイモ、ニンジンの収穫が終わりました。

 10月は雨が多く、なかなか収穫作業が捗りませんでしたが、11月に入ると天気が良くなってきたので、ようやくジャガイモ、ニンジンの収穫が終わりました。昨年は秋の長雨の影響で、田んぼのように水が溜まった畑でニンジンやジャガイモは腐ってしまったものが多かったのですが、今年は昨年の不作を挽回するかのような出来となっています。ジャガイモもニンジンも春までお届けする分を十分確保出来たと思います。正直、ホッとしています。

 毎年、数個は収穫出来るのですが、今年もジャガイモ畑から素敵なハート形の贈り物が届きました。偶然の産物なのでしょうが、見つけた時は嬉しくなりますね。希少なものなので、お届け出来ないのが残念です。

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旬をおいしく  赤カブ

 今年のカブ「スワン」はこの時期には珍しくキスジノミハムシなどの食害が目立ちますが、畑が違う赤カブにはあまり見られないようです。赤カブは彩りを生かして、生のままサラダや酢漬け、マリネなどで食べてみてください。サッと湯がいても柔らかくなって美味しいと思います。毎年紹介している甘酢漬けのレシピです。今年も農園で甘酢漬けを作ってお届け出来ないと思いますので、是非、ご自宅でお試しください。

赤カブの甘酢漬け

材料

 赤カブ 1kg
 ふり塩 50g
 酢液
  酢 1カップ
  みりん 40cc
  砂糖 50g
  塩 20g
 コンブ 10g
 赤トウガラシ 3本

作り方

  1. 赤カブを洗い、葉を切り落とし、カブは3~4mmの半月か輪切りにする。
  2. ふり塩をして、一日塩漬けする。
  3. みりん、砂糖、塩を煮立て、砂糖と塩を溶かす。冷めてから酢を加えて酢液を作る。
  4. 容器の底にコンブをしき、塩漬けした赤カブを並べ、刻んだコンブと刻んだ赤トウガラシをところどころに散らしながら、カブと交互に漬ける。
  5. 上段にコンブをのせ、酢液を注ぎ、押しぶたと重石(600gぐらい)をして、冷所で3日ほど漬ける。食べるときは、(お好みで)とり出したまま放射状に切って食べる。
(「家庭でつくるこだわり食品 2 野菜」 岩城由子より)