通信くさぶえ 797号

ニンジンの生育が順調です。

 昨年の秋は、長雨の影響で秋冬のニンジンは田んぼのように水浸しとなった畑でほとんど腐ってしまいました。葉は青々としているニンジンを抜くと、ほとんどのニンジンの根が先から腐っていた光景は忘れることが出来ません。

 今年のニンジンは今のところ生育が順調です。雨が多かったので、発芽も良く揃い、このままいけば豊作が期待出来ます。昨年のことがありますので、今年のニンジン畑の様子はいつまでも見ていたい気持ちになります。淡い緑の草原にいるような光景は見ていて、とても気持ちの良いものです。

 今年は昨年の分も含めて、たくさんのニンジンをお届け出来れば、と期待しています。

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今年の長ネギは太いものが多そうです。

 これまでお届けしてきた長ネギは、密植栽培して育てたもので、中長ネギとしてお届けさせていただきました。こちらはそろそろ終了となり、大きく育ってきた長ネギに代わっていきます。

 今年は、これまでで一番の出来と言ってもいいほど長ネギが良く育ってきています。これから霜に当たってくると、長ネギも甘味を増してきます。今年は長ネギもたくさんお届けしていきたいと思います。

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冬のハウスの準備を進めています。

 春には葉物野菜やカブ、大根などを育て、夏にはキュウリを育ててきたハウスでは、冬の葉物野菜を育てるために、太陽熱養生処理を進めています。

 元肥を施用してから透明なビニルシートで覆い、適度な水分と温度を保ちながら養生します。ハウスを閉めきると、この時期でもかなりの高温になります。

 地温は40~50℃にも上がり、放線菌・納豆菌・酵母菌などの有用な微生物を殖やすことで有害な微生物の勢力を抑え込むという効果があります。また、雑草の種子も温度が上がって死滅してしまいます。この過程で、アルコール発酵が土の中で行われ、それにより大量の二酸化炭素が放出されると、土中に間隙を作っていきます。この作用がビニルシートで覆われているため、土中深くへと広がっていき、固い耕盤も壊すことが出来るそうです。出来てきた隙間を基に、水溶性の炭水化物や微生物、土壌動物の働きによって、土の団粒構造が作られていきます。微生物たちの力を使って、畑を耕していきます。

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