台風13号の後は、季節が秋になってきました。
先週は、台風12号の後、13号も日本にやって来ました。台風13号は農園の周りでも大雨をもたらしましたが、通り過ぎた後には綺麗な虹を見ることが出来ました(白黒の画像ではよく分からないと思いますが、よろしければブログのカラー画像をご覧ください)。自然は時に甚大な被害を及ぼす脅威となりますが、一方でとても素晴らしい光景を見せてくれることがあります。人間の力が及ばない自然の力について改めて考えさせられました。
台風の後は季節が秋になってきました。朝晩は寒いくらいで、日中は暑くなりますが、秋らしい風が吹き、空には秋の雲が広がり始めました。キュウリやナスなどの夏野菜の勢いが弱くなってきて、収量が落ちてきました。
トマトが色付くのも時間がかかるようになってきて、しっかり肩まで赤くならないものも増えてきました。また、この時期になると裂果が増えてきます。3月に種まきをしたトマトはもう既に7~9段めを収穫していて、そろそろ収穫終了となります。4月に種まきをしたトマトは9月中は収穫が期待出来そうです。
この時期のトマトは、8月の爽やかなトマトの味とは変わってきて、皮もかたくなってきますが、酸味が少なく、甘くて美味しいと思います。そろそろトマトの「もっと、くさぶえ野菜」は終了となりますが、出来るだけ全員の方に9月中はトマトを味わっていただけたら、と思います。
今週は、ミックスレタスや小松菜をお届けさせていただきます。雨も多く、柔らかく育ってきました。また、間引きでお届けしてきた夏大根も大きく育ってきました。キャベツや茎ブロッコリーなどもとれ始めました。中長ネギとしてお届けさせていただいている、長ネギもここでグッと太り出してきて、立派な長ネギに育ってきています。
これからは夏野菜の「なごり」を楽しんでいただきながら、秋の葉物野菜や根菜類などを楽しんでいただきたいと思います。
冬の大根やカブが発芽しました。
冬の間お届けする、大根やカブが一斉に発芽しました。画像は大根の芽生えです。これから美味しい大根に育って欲しいと思います。
今年は昨年の3月に大根が傷んだしまった反省として、3月にお届け出来るような貯蔵性の良い大根を試しています。また、カブは貯蔵状態を安定させることが難しいため、今年は年内いっぱいのお届けを考えています。カブの状態の良い時に沢山食べていただきたいと思います。