通信くさぶえ 720号

すっかり雪が融けました。

 14日の雪は20cm近く積もりました。こんなに降るとは思っていなかったのですが、この時期こういうことはよく起こります。また一面の銀世界に逆戻りとなりましたが、先週末の暖かさで一気に融けました。この景色の変わり様はまさに春ならではのものでした。

 週明けには春作の畑をトラクターで耕耘しました。しばらくは朝晩はかなり冷え込みそうですが、日中は暖かくなりそうです。これから、いよいよ施肥も始まり、露地栽培の準備が始まります。育苗ハウスでは、いろいろな野菜の芽が出てきて、定植の順番を待っています。

News720

お届けしているキャベツと長ネギについて・・・

 先日、お客様から次のようなメールをいただきました。

 「昨日届いたお野菜の中のネギがとろけている部分が多く、キャベツがかなり黄色くなっていました。・・・」

 このことについて輸送中に問題があったのではないか、ということでメールしていただいたのですが、このメールを読んで、こちらの説明不足が問題だということに気付かされました。同じように感じているお客様もいるかと思います。キャベツも長ネギも残り少なくなってきていて、そろそろ終わりそうなのですが、説明をさせていただきます。

 キャベツは11月終わりから12月初めにかけて収穫したものを低温で貯蔵してきました。その間に水分が適度に抜けて、葉が柔らかくなり、甘くなってきています。貯蔵性の良い品種をいろいろと試しながら選んでいます。外葉は傷んできますが、数枚むけば中は綺麗で生食でも十分食べられます。ただ、外葉をむいてしまうため、白っぽく黄色味を帯びた葉になってしまいます。

 一方、長ネギは11月に収穫したものをハウスの中で半分土の中に埋めて貯蔵してきました。ハウスの中といっても、外気温とほぼ同じになるように換気しているため、長ネギは凍ったまま越冬しています。このように貯蔵したネギは加熱調理すると、くたくたにとろけて美味しく食べられます。

 3月になり、気温が上がってくると、長ネギは解凍されてきます。とろけているのは腐っているのではなく、凍っていたのが解凍されたためです。とろけてきた部分も加熱調理すれば、問題なく美味しく食べられると思いますが、気になるようでしたら取り除いてください。

 お届けさせていただいているキャベツと長ネギの貯蔵状態について簡単ですが説明させていただきましたが、今年は特に暖冬の影響もあって、野菜の貯蔵に苦労しています。冬の貯蔵野菜は、見た目は悪くなりますが、貯蔵することで味が良くなってくるという利点もあります。スーパーで売られているような野菜とは違いますが、貯蔵野菜の味を楽しんでいただけたら、嬉しいです。また、冬のハウスの葉物も、茎が割れたり、葉が変色したりしていて見た目が悪いですが、寒じめされた甘みは本当に美味しいと思います。1年を通して、季節ごとの野菜の美味しさをお届け出来たら、と考えています。

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