通信くさぶえ 702号

木々が次第に色づき始めてきました。

 朝晩は寒くなってきましたが、秋晴れの気持ちの良い日が多く、農作業もはかどっています。農園の周りでは、カラマツの木々などが少しずつ色づき始めてきました。また、26日の朝にはマイナス0.4℃まで下がりました。

 ジャガイモはようやく収穫が終了しました!今年はいつもより多く作付けしたおかげで、収穫量は1,8トンを超えています。春先までお届け出来る分を余裕で確保出来たと思います。

 これから、ニンジン、カブ、大根、長ネギ、キャベツ、白菜、ナガイモ、ゴボウなどなど、いろいろな野菜の収穫が本格化していきます。冬に備えての準備が始まっていきます。

 また、タマネギ苗を定植したり、ハウス内に水菜や冬菜、レタスなどの定植をしたり、植え付けも急がなければいけません。

 気持ちは焦りがちですが、周りの美しい景色を見ながら、少しずつ作業を進めていきたいと思います。

News702

旬をおいしく  カリフラワー

 先週からカリフラワーが一気にとれ始めてきました。今年はブロッコリーやカリフラワーの生育が順調で立派に育ってきています。ブロッコリーやカリフラワーは、関東地方などでは旬は冬場になりますが、寒冷地である、くさぶえ農園では今が旬の時期となっています。

 ネパール好きの僕は、カリフラワーを見るとタルカリにして食べたくなります。タルカリとは、ネパール語で野菜という意味で、カレー野菜炒め煮です。野菜は、ジャガイモやカリフラワー、菜っ葉など様々な野菜を使います。ネパールで一般的な定食ダルバートに必ず付いてくる料理です。

 本来の作り方は、野菜を炒めてから火が通るまで煮ていきます。いろいろな所で紹介されていると思うので、そちらを参考にしてみてください。

 今回のレシピは、もっと簡単にタルカリ風にして楽しめます。ターメリックやクミンがなければ、カレー粉でもOKです。カレーの付け合わせにするなら、塩を控えめにしたり、カリフラワーをメインにするなら、塩味をしっかりめにつけたり、と調味料の量はお好みで加減してください。

カリフラワーのタルカリ風

材料

 カリフラワー 半分~1ヶ
 ターメリック 小さじ1/2
 クミン・シード 小さじ1
 塩 小さじ1/2
 サラダ油 大さじ2

作り方

  1. 小房に切った、カリフラワーを少しかために茹でます。
  2. 茹でたカリフラワーは水気をきります。ここで食べやすい大きさに少し切り分けてもいいです。
  3. フライパンでサラダ油を入れて、クミン・シードを入れてから火をかけます。クミン・シードの周りがふつふつしてきたら、②を加えて、ターメリックを入れて、きれいに混ざるように炒めます。クミン・シードがなくて、クミンの粉なら、先に入れずにターメリックと一緒に入れてください。
  4. 塩を入れて調味して出来上がりです。