通信くさぶえ 699号

冬のハウスの準備を進めています。

 1日夜から2日にかけて日本海を北上した「爆弾低気圧」は全国各地で被害をもたらしましたが、くさぶえ農園周辺では、風はそれほど強くなく、被害はありませんでした。

 長野県内でも強風により収穫前のリンゴや梨が落ちたところがあるようです。くさぶえ農園のお世話になっている、安曇野の中村自然農園では幸い被害がほとんどなかったそうです。安曇野のリンゴ農家で被害に遭ったというニュースを聞いて、心配になって連絡を取りましたが、無事だと話を聞いてホッとしました。またこの冬もリンゴをよろしく、とお願いもしておきました。

 台風や爆弾低気圧が過ぎていき、また一段と寒くなってきて、最低気温は10℃を下回るようになってきました。春から夏にかけて、小松菜や大根、カブ、キュウリなどを栽培してきたハウスを片付けて、冬の葉菜類の播種が始まっています。小松菜やホーレンソウなどは種播き機でハウスに直播きしていきます。水菜や冬菜、レタス類などは育苗してから定植していきます。

 ハウスを片付けて、肥料を播いて、トラクターで耕耘してから透明なビニルを全面に敷いて、ハウスを閉めきって太陽熱養生処理を行いました。この処理によって、有用微生物を増やして、土壌の団粒化を促し、雑草の種子を死滅させ、次作の栽培が順調に生育することを目指していきます。9月はあまり暑い日がなくて、地温が思ったより上がらず、太陽熱養生処理の効果は低めかと思いますが、それでも出来る限りの処理を行いました。画像は、奥が太陽熱養生処理中でビニルを敷いている所です。手前はビニルをはがして種播き機で小松菜を播種した所です。

 冬の葉菜類は、寒じめされて甘みが増して美味しくなっていきます。今年の冬の葉物にご期待ください!

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「みさき」キャベツをお届けさせていただきます。

 ご好評をいただいている、「みさき」キャベツをお届けさせていただきます。生育が不揃いですので、少しずつお届けさせていただき、来週から再来週にかけて出来るだけ多くの方にお届けしたいと思います。

 「みさき」キャベツは、とても甘くて柔らかい、美味しいキャベツです。火を通すより生で食べた方が甘味が生きるようなので、千切りにして食べるのが一番美味しいように思います。是非、召し上がってみてください!

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これから少しずつタマネギをお届けしていきます。

 以前、通信で紹介したように今年のタマネギは貯蔵しています。これから冬の間、少しずつお届けさせていただきます。タマネギはあると重宝すると思います。いろいろとご活用ください。