通信くさぶえ 582号

雨のおかげで野菜たちが喜んでいるようです。

 台風の影響もあって、今度はもういらないというぐらい雨が降りました。おかげで畑は潤いましたが、なかなか定期的に適度には降ってくれないのは仕方ないですね。野菜たちは「待ってました!」と言わんばかりにグンと生長してきました。雑草の勢いもさらに増して、畑の草取りや周囲の草刈りにますます追われています。

 ジャガイモの花も咲き始めました。画像はキタアカリです。株が大きくなってきて、畝間の土が見えなくなってきました。土の中には小さな小イモが付き始めています。7月半ば頃には新ジャガが食べられそうです。

 今年は、キタアカリをメインにして、アンデスレッド、シンシア、さやあかね、こがね丸の計4品種を栽培しています。それぞれ特徴のあるジャガイモですので、お届けする際に紹介させていただきたいと思います。

 この後、疫病が出ないで豊作になることを願っています。

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カブトムシが欲しい方はいらっしゃいますか?

 4年ほど前から木材チップを大量に入手出来るようになってきました。山の樹を伐採して、幹の部分はキノコのホダ木や薪になるのですが、それ以外の枝や根を細かく砕いたものです。くさぶえ農園の敷地に3年ぐらい山積みしておき、分解が進んで腐葉土のようになったものを篩にかけて、床土の材料に使っています。また、ハウスの周りに敷き詰めて雑草を抑えたりもしています。将来的には、この木材チップを使って自家製堆肥が作れたらいいな、と秘かに目論んでいます。

 前置きが長くなりましたが、木材チップを野外に山積みしておくとカブトムシが大量に発生します。成虫が卵を産みつけに来るのでしょう。木材チップをフォークで取っていると、大きなカブトムシの幼虫や蛹がゴロゴロ出てきます。画像のように、蛹はちゃんと部屋を作っていて、図鑑でしか見たことのないような様子も観察出来ます。仕事そっちのけで嬉しくなって、子供たちと一緒に騒いでしまいます。

 7月になれば、このカブトムシが成虫になって木材チップの中から出てきます。野菜のお客様の中には、小さなお子さんがいる方もいらっしゃると思いますが、このカブトムシの成虫を欲しい方はいらっしゃいますか?数匹であれば、野菜の箱の中に小さな箱にでも入れてお届けすることは出来るように思います。お届けする時期や数はその時になってみないと分かりませんが、ご希望の方がいらっしゃいましたら、事前にご一報くだされば、相談したいと考えています。

 野菜ではないのですが、こんなのもどうかな、と思ったので紹介させていただきました。

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