通信くさぶえ 568号

これからの野菜のお届けについて・・・

 このところ、最低気温がマイナス15℃近くの日が続いています。積もった雪もガリガリに凍って、なかなか融けていきません。もう3月は目の前ですが、今年はまだまだ冬の寒さが厳しいです。

 3月を前にして、白菜がなくなってしまいました。キャベツも残り少なくなってきています。今年は大根が小さめで(通信559号参照)、その中でも大きめのものからお届けさせていただいてきましたが、小さいサイズのものが残っています。小さい大根ですが、保存状態は良いので、2~3本ずつお届けさせていただきます。

 昨年の今頃は収穫期を迎えていた小松菜も、今年は2~3週間は遅れています。12月の寒さに加えて、このところの寒さでなかなか大きくなってきてくれません。他の葉物野菜も生育が遅れています。

 今年は、3月いっぱいは通常の宅配をお届け出来るんじゃないか、と考えていましたが、野菜の在庫状況によっては3月の途中からミニ野菜セット「春待ちセット」に切り替えさせていただくことになるかもしれません。

 野菜の状況やミニ野菜セット「春待ちセット」への切り替えの時期などはこれからの通信でお知らせしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 右の画像は前回と同じ小松菜です。双葉が大きくなって本葉が見えてきました。この寒さの中でも、少しずつ大きくなっています。

News568

旬をおいしく  花豆

 今シーズンも少しずつですが、花豆をお届けさせていただきます。花豆は冷涼な気候を好み、標高が低い所では実が付かないようです。軽井沢や佐久地方の花豆は特産品の一つになっています。

 今年も定番の甘煮を紹介します。ゆでた花豆を使って、サラダ野菜と一緒にドレッシングで和えた、豆サラダも美味しいですよ。

花豆の甘煮

材料

 花豆 150~200g
 砂糖 3/4~1カップ弱(砂糖は花豆と同量が基本)
 塩 小さじ1/4

作り方

 花豆は5倍ぐらいの水に浸け、1晩かけて十分に吸水させ、丸くふくらんでシワがないぐらいにしておきます。

<圧力鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと圧力鍋に入れて煮る。
  2. 1回目は、加圧し7分ぐらい煮て、じっくりと冷ました後、ゆで汁をこぼし取り替える。
  3. 2回目は、加圧し5分ぐらい煮て、またじっくり冷ます。その後、お好みの味に調味する。

<普通の鍋の場合>

  1. 吸水させた花豆を浸け汁ごと鍋に入れて、中火にかけて煮る。
  2. 煮立ったらゆで汁を捨て、新しく豆の5倍ぐらいの水を入れて、中火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をして、吹きこぼれないくらいの火加減で柔らかくなるまで煮る。その後、お好みの味に調味する。