通信くさぶえ 518号

まだまだ寒い日が続いています。

 前回の通信で寒い中にも春の気配を感じ始めたことを書きましたが、2月19日(日)は最低気温がなんと、マイナス17℃まで下がりました。この冬一番の寒さだったのは勿論のこと、くさぶえ農園が開園当初はこのぐらい寒かったこともありますが、最近はここまで最低気温が下がったことはありませんでした。春を感じてきたハウスの葉物たちもさすがにこの寒さは堪えたらしく、クタッと葉先が垂れてしまいました。

 その後、昼間は暖かくなり、葉物たちは元気になってきました。改めて野菜たちの生命力の凄さを感じます。この寒さにも負けないで凍らないようにと、野菜たちは糖度を増していくんだな、と思いました。

 前回の通信で、育苗ハウスで種播きをした小松菜の芽生えを紹介しましたが、この1週間でこんなに伸びて、双葉をいっぱいに広げています。昼間のハウスの中は汗ばむほどの暖かさになります。その中で順調に育ってきています。その姿をいつまでも見ていたい、そんな気にさせられる素敵な光景です。生命の息吹を感じ、元気をもらえる、そんな気がします。

News518

勉強会の続きです。

 前回の続きです。㈱ジャパンバイオファームの小祝政明氏のパソコン勉強会で、この冬にお届けしているキャベツの心腐れについて質問しました。通信510号で紹介しましたが、このキャベツの心腐れ症状はホウ素やカルシウムの欠乏による生育障害で、高温・乾燥、多肥、多カリウムなどによるホウ素やカルシウムの吸収阻害に由来するものだ、と本などを調べて思っていました。

 しかし、小祝氏によると、キャベツが生育途中に大雨などにあって、土がキャベツに付き、その土に混じっていた病原菌が原因ではないかとのことでした。その後、次第にキャベツの葉が巻いてきて、中の葉だけが病原菌にやられてとろけてしまったようです。

 どうやら前の年にその畑で栽培したトウモロコシの残渣が多く残っていて、それが病原菌の広がる温床となってしまった可能性があります。畑にカリウムが多く、これは今までの堆肥などの畑への投入によるものだと思っていました。でも、もしかすると堆肥を控えていることで病原菌の活動を抑え込む有用菌の種類や数が少なかったのではないか、と思い当りました。カリウムが畑に多いのも、未分解の野菜残渣が多いためなのではないか、と推測されます。

 小祝氏の話を聞いて、畑に有用な微生物をいかに多くしていくのか、くさぶえ農園の今年の課題が見えてきた気がしてきました。

 この冬はキャベツが心腐れのものが混じっているため、はぶきが沢山出てしまいました。そのため、キャベツは今週でお終いとなります。最後なので、今までより少し葉の傷んだものもお届けさせていただきますが、その部位を取り除けば、問題なく食べられます。少し大きめのものや重さを増量してお届けさせていただきますので、ご了承ください。

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