通信くさぶえ 509号

初雪です。

 12月に入った途端に初雪となりました。2日の朝には5㎝近く積り、畑に残っている野菜の上にも降り積もりました。今年の秋は暖かい日が続いてきましたが、いよいよ冬到来といった感じです。

 次の日には雨になり、雪はあっという間に消えてしまいましたが、久しぶりの銀世界と凍てついた空気がとても新鮮でした。

 畑には貯蔵する大根、キャベツ、ナガイモ、ゴボウなどがまだ残っています。本格的な冬になる前に、野菜の取り込みももうひと頑張りです。

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野沢菜を漬けました。

 先週末に野沢菜を収穫して漬け込みました。今年は野沢菜50㎏を2樽に漬けました。今から出来上がりが楽しみです。

 この地域では野沢菜漬けは11月下旬頃の風物詩でしたが、だんだん12月頃にずれてきています。

 野沢菜は霜に何度か当てた方が甘味も強くて美味しくなってきます。それから収穫し漬け込むことで、美味しい野沢菜漬けになるのですが、温暖化の影響で、霜の降りる時期が遅くなってきているようです。

 農業をしていると、様々な所で温暖化の影響を肌で感じられます。このままでは世界の平均気温が2040年代にも2℃以上高くなる恐れがあるという分析結果が発表されました。しかし、同じ論文に環境保全と経済発展を両立させて、二酸化炭素などの排出を大幅に減らせば、気温上昇を2080年頃に遅らせることは可能だとしているそうです。いよいよ地球上のみんなが生き方を変えていく時期に来ているようです。

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小麦の製粉所が閉鎖されます。

 先週、農園の小麦の製粉をお願いしている製粉所が閉鎖されるという話を聞きました。小麦の他にも、コメの精米やソバの製粉などもおじいちゃんが一人でやっている小さな製粉所です。小麦はとても丁寧に製粉していただいて、「今年の小麦はいいですな。」、「今年のはよくないですな。」とその都度いろいろなことを率直に教えていただきました。

 高齢で跡を継ぐ者もなく、閉鎖も仕方ない、と寂しそうに話していました。まずは、おじいちゃんに「ご苦労様でした。今までありがとうございました。」と伝えたいです。

 近くの農協では製粉機が壊れたため、小麦を作る人も少ないから機械は修理をしない、と言われ、農園から少し離れた、この製粉所を紹介されました。次はもっと農園から離れた製粉所を探さなければならないようです。TPPなども問題ですが、こういった地域の農業の現実も直視する必要があると考えさせられます。

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