通信くさぶえ 471号

久しぶりの大雪となりました。

 先週末にかけて久しぶりの大雪となりました。関東地方でも積雪があったようですが、農園では30cmを超える雪が降り積もりました。ちょうど遊びに来ていた、いとこ達と雪合戦をしたり、かまくらを作ったり、と雪遊びを満喫しました。14日の午後からも全国的に雪が降り出していて、これだけ積雪があるとハウスが心配になってきます。ハウスには支柱を立ててあるので、これぐらいの雪では屋根に積もっても問題ないのですが、その積もった雪が落ちて、ハウスとハウスの間にたまってしまった雪が人の身長ほどになってしまうと、その重みでハウスのサイドからつぶれてしまうことがあります。そのため、ハウスの間の雪かきが大事になりますが、雪を出すのが前後にしかなく、長さが18mほどあるので大変な作業となります。

 大雪はいろいろと大変ですが、2月に入ってからの暖かさのまま春を迎えては、山の雪が少なくて今夏の水不足が心配でした。これだけ積雪があれば、その心配もなくなりそうです。自然が相手だと、何が良くて、何が良くないのか、一概には言えないのが難しいところです。

旬をおいしく  白菜

 今シーズンは白菜が良く出来ました。キャベツは終わってしまいましたが、ミニ白菜、普通の白菜共にまだ沢山あり、これからのお届けが多くなると思います。今回紹介する白菜鍋は、白菜がたくさん食べられる料理です。ミニ白菜では4人分には少し足りないかもしれません。たっぷりのショウガと、最後に粗びきコショウをひとふりするのが味のポイントだそうで、ちょっと大人の味の鍋です。もちろん、最後のコショウを入れなければ子どもでも大丈夫です。

白菜鍋(4人分)

材料

 白菜 1株
 ショウガ(せん切り) 大3かけ分
 豚バラ肉(薄切り) 200~250g
 スープ 4~5カップ
 酒 大さじ2~3
 塩・コショウ 各少々
 粗びき黒コショウ 少々

作り方

  1. 白菜は6つ割りにして大鍋に入れ、水1カップを注ぎ、ふたをして、しんなりするまで蒸しゆでする(または1つずつビニール袋に入れ、電子レンジでそれぞれ4~5分加熱)。ざるに上げてさましてから絞り、5~6cm長さに切る。
  2. 土鍋に①、ショウガ、3~4cmに切った豚肉、塩、コショウと4段くらいに重ね、最後は白菜にする。固形スープの素を溶いたスープ、酒、①のゆで汁をひたひたに注ぎ、約40分煮る。粗びき黒コショウをかけて食べる。
(「娘へ贈るわたしのレシピ」 有元 葉子著 主婦と生活社より)

からし菜の味が良いようです。

 10月末にハウス内に播いた、からし菜が大きくなりました。12月が暖かかったので昨年よりも大きくなるのが早く、外葉は黄色に変色してきています。見た目は良くないのですが、甘味と辛味の味のバランスが良いです。冬のからし菜は甘味が強く、夏のからし菜は辛味が強く、季節によって味わいが違いますが、今の時期はそのバランスが良く、個人的には一番美味しいのではないかと思っています。