通信くさぶえ 435号

今シーズンもよろしくお願いします!

 今シーズンの宅配が再開しました。お待たせしました。今年は本当にようやく始まったという気がします。天候不順と低温が続いて野菜の生育が遅れています。でも、このところの暖かさというより暑さで、野菜が目に見えるように大きくなってきました。野菜たちも天気が良くなるのを待ち望んでいたかのようです。

 今年でくさぶえ農園は10年目を迎えます。今シーズンは、これまで通信で紹介してきた栽培方法を全面的に取り入れていこうと考えています。ようやく目指す農業の方向性が見えてきた気がしています。ここで、くさぶえ野菜の特徴を捉え直してブログやチラシに掲載しています。今シーズンの宅配を始めるにあたって通信でも紹介したいと思います。

 これからもくさぶえ野菜をよろしくお願いします。

News435
畑も少しずつ賑やかになってきました。手前からチンゲンサイ、からし菜です。奥の方には霜対策に不織布かけてあるキャベツやブロッコリー類が見えます。
安心・安全で、ミネラル豊富な質の高い野菜を栽培しています。

 くさぶえ農園では農薬や化学肥料を使用していません(但し、ミネラル肥料は有機JAS規格に適合した資材を使用しています)。土壌分析を適宜行い、畑の状態を把握して無駄のない施肥設計を行っています。肥料は堆肥を主体として、アミノ酸肥料(平飼い養鶏の鶏糞など)やミネラル肥料(マグネシウムや石灰、ホウ素、マンガン、鉄など)を加えることで、ミネラル豊富な質の高い野菜作りを目指しています。また、輪作を行い、連作障害を防ぎ、病害虫の発生を抑えるようにしています。

くさぶえ農園は高原野菜の産地に位置しています。

 浅間山、蓼科山、そして北アルプスを望む、標高約千メートルの高原で育った野菜です。ここでは昼夜の寒暖の差が大きいため、野菜の甘みが強く、野菜本来の味を楽しんでいただけます。また、冬場は積雪も少なく、最低気温がマイナス10℃以下にもなるため、畑の土は深さ20~30cmまで凍ってしまい、病害虫が越冬しづらい環境です。そのため、夏場の病害虫の発生が少なく、無農薬栽培が行い易い環境だと思います。

鮮度の良い野菜をお届けします。

 保存性の低い葉物野菜は、夏場は出荷当日に、冬場は出荷前日に収穫し、新鮮な状態でお届けします。特に高温期には、出荷当日に収穫後、冷蔵庫にて予冷して、防曇袋に袋詰めして出荷することで鮮度を維持出来るように心掛けています。出荷日の翌日には農園から直接ご家庭までお届け出来るため、鮮度の良い野菜を食べていただけます。

旬の野菜をお届けします。

 季節に合った品種や味の良い品種にこだわっています。種苗屋さんと相談して毎年新しい品種を試しながら、お客様により満足のいく野菜をお届け出来るように試行錯誤を繰り返しています。また、それぞれの季節に葉物や根菜類などが出来るだけバランスよく入るように心掛けています。