通信くさぶえ 434号

春の嵐が吹き荒れました。

 20日は、強風が吹き荒れてハウスが心配の中、息子の卒園式に行ってきました。農園に戻ってから、畑で冬を越したタマネギのマルチが飛ばないように補修しました。その夜には風だけでなく、雨も降ってきて、夜中すごい音がしていました。21日の朝には雷も鳴り、この日も風が吹き続けました。この風でハウスのビニルを抑えているマイカー線を止めている、らせん杭が地面から抜けてしまい、ハウスのビニルがはがれかけてしまい、半日かけて直しました。夕方にはあられが降ったり、雪が降ってきたりして、22日の朝にはうっすら積雪もありました。

 毎年、強風が吹いて、寒い日や暖かい日を繰り返しながら春を迎えていきますが、今年の変化は本当に激しく感じます。そんな中でも、ハウス内に播いた大根やカブ、育苗ハウスのセルトレイに播いたホーレンソウやチンゲンサイ、レタス類、キャベツ類、ブロッコリー類などの芽が出てきました。

 きれいに出揃った芽はいつまでも眺めていたくなります。野菜の生命の息吹を感じる時、これからの野菜作りがますます楽しみになります。

News434
セルトレイに播いた種子が発芽しました。左からレタス、チンゲンサイ、ホーレンソウです。

来週からミニ野菜パックに切り替えてお届けします!

 前回の通信でミニ野菜パック、名付けて「春待ちセット」を4月からお客様全員にお届けしたいとご案内しましたが、少し早めて3月31日(水)のお届け分から切り替えさせていただきます。前回お届けする野菜として挙げた他に、くらかけ豆も入れられそうです。くさぶえ野菜を今しばらく味わっていただけたら嬉しいです。なお、春待ちセットをお届けしている間は通信をお休みさせていただきますのでご了承ください。

旬をおいしく  大豆

豆みそ

 昨年は、大豆は少しだけしか作りませんでした。久しぶりにお届けします。豆みそは少しかための歯ごたえですが、それがたまらなく美味しいです。ご飯のお供にも、酒のつまみにもなりますよ。

材料

 大豆(乾) 1カップ
 みそ 大さじ3
 砂糖 大さじ2
 酒またはみりん 大さじ1
 サラダ油 少々

作り方

  1. 大豆はざっと洗ってから水に30分ほどつけておく。
  2. ①の水けをきってふき、鍋に油少々を熱して入れ、木しゃもじで混ぜながらよくいためる。
  3. 1粒つまんでみて、食べられるくらいの固さにこうばしくいたまったら、みそ、砂糖、酒を加えて、よく味をからませる。
(「娘へ贈るわたしのレシピ」 有元 葉子著 主婦と生活社より)