通信くさぶえ 428号

久しぶりの大雪です!

 1月には春のような暖かさで、畑の雪がすっかり融けてしまいましたが、2月に入ってからは一変して大雪に見舞われています。2月1日には20cmぐらいの積雪があり、2月6日も10cmを超える雪が降り、農園の周りは銀世界に逆戻りです。

 長野県内で冬に雪が多いのは北部で、東部や南部では雪があまり降らず、降っても20~30cmも積もることはあまりありません。この時期になると、南部を中心に降雪があり、「上雪(かみゆき)」と呼ばれています。上雪は水分を多く含んだ重い雪で、時には大雪となってハウスが潰れるんじゃないかと心配になることもあります。

 上雪の由来は、長野県北部から見て「上方(京都)」に近い中部や南部で雪が多く降るからという説や、同じように北部から見て川の「上流」にあたる中部、南部で多く降るからという説などがあるそうです。

 何れにしろ、上雪が降るようになると、寒い冬ももう少し、ようやく春がやって来るんだ、と感じられます。新しいシーズンに向けて作付けを考えたり、栽培する種子をどれにしようか考えたりして準備をしています。早く畑に出たい!と気合が入る一方で、もう少しだけのんびりしたいなあ、と思ったりしています。

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除雪して集めた雪で、かまくらを作りました。暗くなってきて、中にロウソクを灯すと幻想的でとてもきれいです。

お米は完売しました。ありがとうございました。

 昨秋にとれたお米を希望者にお分けしてきましたが、完売しました。皆様のご希望に全て応えられるほど収穫量が多くはありませんが、少しずつでも楽しんでいただけたかと思います。ありがとうございました。今年のお米も豊作で皆様にお分け出来ればいいな、と願っています。その時は通信にて再度希望をとらせていただきますので、よろしくお願いします。

 また、モチ米がありますので、今年もどこかでお餅をお届けしたいなあ、と考えています。

レタスとからし菜をお届けします。

 今シーズンは作付け時期を少し遅らせた、レタスとからし菜ですが、ようやく収穫出来るようになってきました。寒さに耐えて甘みの増したレタスやからし菜は夏場の瑞々しさとは、また一味違った味わいです。この時期に新鮮な青菜でサラダに出来るのが嬉しいです。是非、塩とオリーブ油などのシンプルな味付けで食べてみてください。

 今週は毎週の方にお届けします。来週以降、隔週や月1回の方にもお届け出来ると思います。楽しみにお待ちください。

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通信426号で紹介した「ツナと豆のサラダ」に大豆とからし菜を足してアレンジしてみました。美味しかった~!