通信くさぶえ 424号

今年もよろしくお願いします。

 昨年はくさぶえ農園の野菜を食べていただきまして、ありがとうございました。今春でくさぶえ農園も10年目を迎え、少しずつ目指す野菜作りが見えてきたような気がしています。今年もお客様の声を取り入れつつ、さらに満足いただけるような野菜を育てていきます。

 くさぶえ野菜の目標は、無農薬・無化学肥料栽培で安心・安全な野菜作りは勿論ですが、それに加えて、堆肥や有機質肥料を用いた土づくりを重視し、土壌分析を行って養分の過不足を把握しながら施肥設計を行っていき、ミネラル豊富な野菜を作っていきたいと考えています。

 また、お届けする野菜の量や種類が毎回偏らないように、作付体系を改良していきたいと思います。いろいろな品種を試しながら、宅配に適する品揃えをより充実させていきたいです。

 今年もくさぶえ野菜をよろしくお願いします。

旬をおいしく  野沢菜漬け

 野沢菜漬けがしっかりと漬かってきました。浅漬けとは違った味わいをお楽しみください。漬け汁の表面に付く白いカビが野沢菜漬けに付着する場合があります。気になる場合には、さっと水で野沢菜漬けの表面を洗い流してから、食べやすい大きさに切ってお召し上がりください。カツオ節をかけたり、しょう油を少しかけたりしても美味しいです。

 そのまま食べても勿論美味しいですが、お茶漬けにしたり、チャーハンにしたり、アレンジしてみてはいかがでしょうか。

野沢菜漬けチャーハン(4人分)

材料

 ご飯 400g
 卵 1個
 野沢菜漬け 60g(好みで増やして)
 豚肉 60g
 A 甜麵醬(テンメンジャン) 小さじ2
   しょう油 小さじ2
   酒 小さじ2
 B 塩、コショウ 各適量
   しょう油 小さじ1/2
 青ネギ(みじん切り) 大さじ3
 油 適量

作り方

  1. 炊きたてのご飯を冷まして水分を飛ばし、手でよくほぐしておく。
  2. 卵は割りほぐす。
  3. 野沢菜漬けはみじんに切って、さっと水に浸け、水気をよく絞る。
  4. 豚肉は粗みじんに切って炒め、Aの甜麵醬、しょう油、酒で調味して取り出す。
  5. 鍋に多めの油を入れ、③の野沢菜漬けを炒め、香りが出たら②の卵を入れる。
  6. ⑤の卵が半熟状態になったら、ご飯を入れ、卵とご飯を手早く混ぜる。ご飯がまんべんなく鍋肌に当たるように鍋を振りながら強火で炒める。
  7. ⑥に④の豚肉を入れ、Bの塩、コショウ、しょう油で調味する。
  8. ⑦に青ネギのみじん切りを加え、仕上げる。
(「調理の基本大図鑑」 大阪あべの 辻調理師専門学校、エコール・キュリネール東京・国立 監修より改変)