通信くさぶえ 408号

もうすっかり秋の気配です。

 このところ、朝晩めっきり冷え込むようになってきました。昼間は残暑が厳しい日もありますが、それでも空気はさわやかで涼しく、秋の気配が感じられます。

 今年は夏の長雨で、秋野菜を栽培する畑の準備が思うように進まず、やむを得ずに降雨後すぐにトラクターで耕転しました。そのため、土の団粒構造を壊してしまい、固まった土がゴロゴロしてしまいました。その後の干ばつで、がちがちになった土は保水性も悪く、葉物野菜などの発芽に影響を与えています。

 それでも、キャベツ、ブロッコリーなどは8月の干ばつにも負けずに大きくなってきています。また、ニンジンも今年は栽培方法を見直したこともあって豊作が期待出来そうです。

 また、夏野菜の生育が遅くなってきて、トマトやキュウリの収量も減ってきています。トマトは熟すまでに時間がかかるようになってきていて、皮の割れが目立ってきました。一方、ナスやピーマン類にはもう少し頑張ってもらいたいと期待しています。

 これから少しずつ、夏野菜から秋野菜へと変わっていきます。小松菜、ホーレンソウなどの葉物野菜や、サツマイモ、大根、カブなどの根菜類が徐々にお届けできると思います。お楽しみに!

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秋用のキャベツ、ブロッコリー類も順調に生育しています。雨のおかげで急に大きくなってきました。
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今年の秋用のニンジンはきれいに発芽が揃いました。生育も順調です。

旬をおいしく  ピーマン・カラーピーマン

 普通のピーマンに加えて、カラーピーマンをお届け出来るようになってきました。カラーピーマンは肉厚でジューシーで、彩りも綺麗です。今回はご飯のおかずになるレシピです。手早く炒めてピーマンのシャッキリ感を残すのがポイントです。

ピーマンと鶏肉の味噌炒め(4人分)

材料

 ピーマン(緑、あればカラーピーマンを合わせて) 6個
 鶏もも肉 1枚
 しょう油 大さじ1
 A
  味噌・みりん 各大さじ2
  ハチミツ 大さじ1
 ゴマ油 大さじ2
 塩 少々

作り方

  1. ピーマンは縦半分に切って、へたと種を取って乱切りにする。鶏肉は一口大に切ってしょう油をまぶす。
  2. フライパンにゴマ油大さじ1を熱し、ピーマンを入れて塩をふり、さっと炒めて取り出す。
  3. あいたフライパンにゴマ油大さじ1を足して熱し、鶏肉を入れてこんがりと焼き、Aを加えて炒め合わせ、ピーマンを戻し入れる。
(「毎日の野菜おかず大百科」 家の光協会編より改変)