通信くさぶえ 396号

くさぶえ農園の土づくり ③

 今回はミネラル資材についてです。ミネラルとは、有機物を構成している炭素、水素、チッソ、酸素以外の生体にとって欠かせない元素です。無機質ともいい、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並んで五大栄養素の一つとして数えられています。ミネラルには、リン、カリウム、カルシウム(石灰)、マグネシウム(苦土)、イオウなどの多量要素や、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン、塩素、ニッケルといった微量要素などが含まれます。

 多量要素とは、植物が健全に生長するために特に多く必要とされる肥料養分です。一方、微量要素は植物が生長するのに必須の元素ではあっても、その必要量が比較的少なく、日本ではホウ素とマンガンで要素欠乏を起こしやすいと言われています。

 ミネラル資材は主に「土の化学性」の改善に重要となってきます(通信394号参照)。土壌分析に基づいて化学的な成分(養分)を補います。有坂さんの鶏糞が作物の体を作っていき、ミネラルは作物が健全に生育するための機能維持・調整を行っていくことを期待しています。

 くさぶえ農園では、現在以下のようなミネラル資材を適宜使用しています(いずれも有機対応のものです)。難しい話ですが、くさぶえ農園では堆肥や鶏糞の他に、こんな資材を使っているんだ、ということが理解していただければ有難いです。

製品名 説明
マグキーゼ 天然水溶性苦土(マグネシウム)肥料
ハーモニーシェル カキ殻を原料にした焼成有機石灰(カルシウム)
ケルプペレット 60種類以上のミネラル、微量要素、アミノ酸などの植物成長ホルモンなどを多量に含んだ天然海藻粉末に、ホウ素、マンガン、鉄を加えたもの。
FTE1号 マンガン、ホウ素などの微量要素原料に天然鉱石などガラスの原料を加え、炉で熔解して製造したもの。
アイアンパワー 硫酸鉄
(つづく)

キャベツやブロッコリーなどが入ります!

 6月も半ばを迎え、ようやく球レタスやミニキャベツ、ブロッコリー、茎ブロッコリー(スティックセニョール)などをお届けできるようになってきました。まだまだ全員にお届け出来るかどうか分かりませんが、出来るだけお届けしたいと思っています。ミニキャベツは新しい品種「ミニキャベ」を試しています。今まで作っていた「ミニックス40」は美味しかったのですが、発芽率が悪くて育苗しづらい品種でした。「ミニキャベ」は発芽率も良く、生育も上々。さて、お味は?楽しみにしていてください。

News396
ジャガイモの花が咲きました。写真はキタアカリの花です。今年のジャガイモの生育は良好です!

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