通信くさぶえ 386号

旬をおいしく  大豆

 今シーズンは大豆を作りました。一昨年、研修先の由井さんと共同購入していた大豆の脱穀機が由井さんの納屋の火事で燃えてしまい、今シーズンは農協に大豆の収穫を委託しました。ところが、直前になって「1反(10a)以下は出来ない」と言われてしまいました。何度も確認していたこともあり、何とかやってもらえることにはなったのですが、1反以下でも1反分の委託料を払ってもらう、ということになりました。

 その時の農協職員の話ですが、「大豆はみんなが作らなくなってきたから、大豆の委託は考え直す時期に来ているんでしょうね。少ししか作っていない人には自分で収穫まで行うように指導していく必要があるかもしれませんね。」ということでした。大豆の自給率が低くて問題になっていますが、大豆は収穫・脱穀と手間がかかるものです。この作業を機械化出来たらありがたいのですが、小規模で栽培している農家にとって自前で脱穀機を用意するというのはなかなか出来ないことです(脱穀機は新品で1台70~100万円します)。せめて農協で収穫の委託は無理でも、脱穀機の貸し出しをしてもらえたら大豆を作る人が増えるのではないか、と思いましたが、このような状況では難しいな、と感じました。

 結局、周りの有機農家たちと大豆の脱穀機を新たに共同購入することにしました。少々高くつきますが、仲間同士で助け合い、やっていくしかないと思います。これでこれからの大豆栽培の目処が立ちました。

煎り大豆(2人分)

 節分には欠かせない煎り大豆ですが、自分で作っても、なかなか市販品のように柔らかく煎ることは難しいです。今回、インターネットで探していて、「これは?」というレシピを試してみたところ、結構上手く出来ました。自分なりに改良も加えて紹介させていただきます。

材料

 大豆 50g
 紙袋 1枚

作り方

  1. 大豆を水洗いし、熱湯に2時間浸す。その後、ザルに上げて水気を切る。
  2. フライパンに①を入れて、強火の遠火(火から20cmぐらい離す)で5分ぐらい、大豆が焦げないようにフライパンを振りながら煎る。
  3. 大豆の皮が乾いて弾けてきたら火から降ろし、紙袋へ入れる。
  4. 紙袋のまま電子レンジに入れて、7、8分チンする。チンしすぎると大豆が焦げてしまうので時々確認する。
  5. 大豆が湿っぽくなければ、これで完成。まだ湿っぽければ、袋の大豆をフライパンに移して再び遠火の強火で水分を飛ばす。カラカラと乾いた音になったら、ザルに上げて冷ます。まだちょっと湿っぽければ、再び紙袋に入れて1分程チンする。

 豆の中でも大豆だけは、もどし汁にも旨味が出るそうで、乾燥豆の3倍の量の水に豆を浸し、一晩じっくりもどしたところでもどし汁ごと、アクを取りながら煮ると美味しさが更にアップするそうです。また、大豆が柔らかくなってから調味料を加えないと大豆がかたく仕上がります。

 電気ポット、または保温調理器に大豆と共に熱湯(大豆の3倍量の)を入れ、3~4時間おくと、すぐ調理できてお手軽です。ふきこぼれるので、電気ポットの場合はプラグを抜くのを忘れないように。大豆は煮ても美味しいですが、今回お届けするサラダセットに大根やニンジンを加えて大豆サラダというのもいかがでしょうか?

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