通信くさぶえ 378号

お届けしている大根について・・・

News378
お客様が撮って送ってくださいました。外側の方は瑞々しいのに、内側は穴が開いて褐色になっています。

 お届けしている大根はどうでしょうか?お客様からスが入っていると連絡がありました。こちらでも出荷の際に気を付けているのですが、なかなか外見からは分からずにお届けしてしまったようです。

 写真のようになっているものは、ホウ素欠乏のようです。大根はホウ素欠乏が出やすい作物の一つで、ホウ素欠乏は大根の芯部が褐色になってしまったり、スが入ってしまったりします。

 大根の畑には有坂さんの鶏糞と苦土(マグネシウム)を入れたのですが、苦土を入れると野菜の生育が良くなる一方、有機栽培では野菜の根の発達が良いこともあって、生育が良くなったためにどんどん養分を吸収していき、微量要素が欠乏する傾向があり、中でもホウ素は欠乏や過剰の症状が出やすいそうです。また、今秋は暖かくて、大根の生育が良かったことも要因の一つとなっていると思います。

 今後は土壌分析を行い、ホウ素などの微量要素の過不足を確認しながら、施肥設計をしていき、このような生理障害をなくしていけるようにしていきたいと考えています。

 もう一つ、大根の根の先端を中心に芯部に数ミリの空洞が生じる、空洞症も見られるようです。これは、高温や水分、肥料のバランスの崩れで発生するそうです。この障害は、昨年の栽培結果では、今お届けしている「耐病総太り」という品種には比較的多く見られるのですが、これからお届けする予定の「冬自慢」という品種にはあまり出ないようでした。今年の出来具合も見ながら、障害の出にくい品種を選んでいくことも必要だと考えています。

 これらの生理障害をチェックするため、根の先端を少し切り落として確認しています。それでも見落としがあると思いますので、その際にはご一報ください。次回のお野菜をおまけするなどの対応をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

旬をおいしく  野沢菜

 昨年ご紹介した野沢菜の即席漬けとは違って、今回のレシピは甘口ですが、コクがあって後味もさっぱりしています。SBC信越放送のHPで知りましたが、お茶うけにもご飯にも合いそうです。今年はカブ付きで送りますので、一緒に漬けてみてください(野沢菜はカブの仲間なんです)。

野沢菜の切漬け

材料

 野沢菜 1kg
 黒砂糖 60g
 塩 20g
 昆布 15g
 ショウガ 1片
 酢 40cc
 みりん 40cc
 しょう油 120cc

作り方

  1. 野沢菜は水洗いして、5cmほどの長さに切る。カブの部分は皮付きのまま3~4mmの半月切りにする。
  2. ショウガを千切りにし、昆布を刻む。
  3. ボールに、野沢菜・黒砂糖・塩・刻み昆布・千切りにしたショウガ・酢・みりん・しょう油を入れ、手でよくもむ。
  4. 重石(野沢菜と同じぐらいの重さ)をする。一晩漬ければ食べられる。

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