通信くさぶえ 359号

くさぶえ農園の新たな取り組み ④

 前号で書いたように、ミネラルの中でも苦土(マグネシウム、Mg)が重要であり、苦土を施肥した効果ははっきりと形となって現れてきています。

 しかし、苦土を入れて、光合成が盛んに行われるようになったことで、他のミネラルも野菜に吸収されるようになります。特に、ホウ素や鉄などの微量要素が欠乏してくることが多いそうです。そのため、今後土壌分析を行い、不足したミネラルを把握して、その不足分を供給することが必要となってきます。

 その際、施すミネラルは天然の鉱物であったり、化学的に合成されたものであったりします。つまり、くさぶえ農園は「無農薬・無化学肥料栽培」としてきましたが、「農薬を使わずに有機肥料を中心に」という大原則に変更はありませんが、その上で、微量ながらもミネラルの補充を行っていくというやり方にしていきたいと考えています。

 「何故、そんなことをするのか?」、「化学肥料が出来る以前はみんな有機農業だったんじゃないか?その頃にミネラルの補充なんて必要なかったんじゃないか?」・・・そんな疑問が僕の中にも正直ありました。この疑問についても小祝氏に分かりやすく教えていただきました。(つづく)

緑肥のすき込みをしました!

 ようやく夏野菜がお届けできるようになってきましたが、農園では秋作の準備が始まっています。4月に播いた緑肥用のエンバクをそのままトラクターですき込んでいきます。すき込むことでエンバクを分解する微生物が大量に増殖し、これから栽培する野菜が吸収しやすい形に変えていってくれます。堆肥を施用するのと同じような効果が期待できます。

News359_1
右側のエンバクを左側のようにすき込んでいきます。7月中に3、4回ロータリーをかけるとほとんど分解されていきます。

美味しい出会い ②

News359_2

 望月の喫茶店「YUSHI CAFE」でくさぶえ野菜の直売を始めて、素敵な美味しい出会いが生まれました。先々週紹介した塩に引き続き、今回は油を紹介します。

■美麻 なたね油(200㏄) 1,000円

 長野県大町市美麻で作られている菜種油です。「YUSHI CAFE」の店主 高塚裕士さんが直接現地を見学に行かれましたが、スキー場跡地の広大な土地に菜種とソバを栽培しているそうです。

 この菜種油はいろいろと手を加えずに搾った、「無添加 圧搾一番しぼり」なので、とても香りが良いです。太陽の光をいっぱい浴びた草っぱらの匂いにも似ているように思います。先々週に紹介した「銀葉藻と塩」や「味の決め手 塩」との相性は抜群で、くさぶえ野菜の美味しさをより一層引き立ててくれます。美味しい塩と油があれば、ドレッシングなんか要りませんね。

 よろしければ、塩と同じように野菜の宅配に入れてお届けしたいと思います。1本からご注文を承ります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする